あらすじ
日本代表はなぜ強豪に仲間入りすることができたのか。就任以降、日本ラグビーを急成長させ、世界ランキングを過去最高の9位に押し上げた“世界的名将”エディー・ジョーンズの卓越したチームマネジメントやコーチング哲学とは?
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Posted by ブクログ
実際言ってることを実行し結果を出しているので、説得力があった。マネージメントは考え方ややり方なのだろうと思う。身体の小さい日本が海外のチームに勝つためにはどうすればいいか?答えは絶対あるはず。そこに導いたプロコーチの凄さを感じる。指導に信念を持って取り組む姿勢に共感を覚えた一冊であった。ベスト8に入ってほしい。がんばれJAPANラグビー!
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・まず考えるべきは、スケジュールではなくチームをどこに連れていきたいか。つまり目的地
・出来ない理由を探すよりも何ができるかを考える
・コーチングをビジネスとして捉える事
・階段をスキップしてはいけない
・選手にしどうするように自分自身も指導する
・ルールは極力少なくする方が効果が高い
・どれだけ学んでも、これで十分ということはない
・キャプテンには自ら考えて、ゲームプランを変更する能力が必要だ
Posted by ブクログ
2015年5月に書かれた、ラクビー元日本代表監督、エディー・ジョーンズ本。
エディーの経歴、考え方を知るには、言葉から理解するのは最適です。
ハードワークを選手に取り組ませるだけでなく、自らも、徹底的にデータを分析し、頭を使い続ける、ハードワーカーなのが、よく分かります。
国の文化を理解し、選手を把握し、戦術・戦略を持って、相手チームだけでなく、レフリーの特徴まで理解して、勝ちに行く姿は、一般的な外国人監督・コーチではないのは明らかです。
言い訳を許さない姿勢も、徹底しているだけに、世界で結果を出し続けた男のスゴさを感じました。
Posted by ブクログ
できない理由を探すよりも、何ができるのかを考えるべきだよ 実践的でないことはしない やるべきことが三つを超えると、優先順位がつけられなり、その結果何も変えられなくなる 集中こそすべて チームにとって何が一番大切かという価値観を共有することも、非常に大切なのだ
Posted by ブクログ
エディー・ジョーンズの言葉の裏には類まれな努力、勤勉、目標に邁進するパワフルさ、学びへの飽くなき貪欲さを感じた。この著書が出版された時はまだ南アフリカに勝利する前であり、見事にアップセットを見抜いて著されている。胸に刺さるフレーズは多いが、一流のコーチは違うな、と思った。
Posted by ブクログ
失敗から学ばないと成長はできない。最悪なのは自分で決めるべきことを決めず、選手に任せてしまうコーチだ。
実際、コーチの失敗を選手のせいにするケースも珍しくはない。
試合前にコーチが多くの選択肢を示し、選手はその中の一つのブレーを実践したにもかかわらず、結果を出せないと選手のせいにして叱責するコーチがいる。
選手はコーチが示した選択肢の中から選んだのだから、怒られる理由が分からずに混乱してしまう。
「能力のないコーチは、オプションを提示しすぎるんです。選手に決断を促すのではなく、迷わせてしまう。混乱している選手は、傍からは懸命にプレーしていないように見えてしまうものです。それでまた、コーチに怒られる。でも、アスリートはプレーするにあたって100%全力を尽くすものです。それが100%に見えないときにはふたつの理由しかありません。フィジカル面で疲労が起きているか、メンタル面で混乱しているかのどちらかです」