【感想・ネタバレ】ちょっとそばでも 大衆そば・立ち食いそばの系譜のレビュー

あらすじ

日本のファーストフードの歴史を探り、今を味わう。一杯のどんぶりに映る大衆そば・立ち食いそばの小宇宙。



安い、はやい、なによりうまい「大衆そば」「立ち食いそば」の歴史的、系統的考察に加え、東京を主に神奈 川・千葉・埼玉から選りすぐった名店100店を、成り立ち、味、雰囲気などから徹底ガイド。あまたある「立ち 食いそば」サイトでは得られない、“路麺大帝"独自の取材で日本のファストフードをめぐり食べつくす。



序 章 大衆そば? 立ち食いそば?

第1章 庶民の味方、その誕生と変遷

第2章 大衆・立ち食い考現学

第3章 早い、うまい、毎日食べたい62店

第4章 メニュー・製法にこだわりを持つ32店

第5章 大衆そばを超える6点



※本書は2013年9月5日時点での内容となっております。

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Posted by ブクログ

坂崎仁紀(よしのり)さんの「ちょっとそばでも」(2013.9)、東京近郊の100店が紹介されています。「しみじみとうまい味」「平和な世の中でこそ得られるささやかな幸福」でしょうか(^-^) そばの写真はないけど、とても丁寧な説明で、著者の人柄が偲ばれます。説明の終わりに、店の正面写真、地図、営業時間、休店日、メニューがコンパクトにまとめられています。結構、有名な店ばかりかなと思います。中野駅前のシンボルと言われてる「かさい」、寄ってみたいですw。チェーン系が増えてますが、個人経営店ずっと続いて欲しいですね

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2018年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半の大衆そばの歴史が参考文献もうちょっとほしい。最後の参考資料と足だけじゃないんじゃないかなあ。ほんとによく集めたなあと。最後にはサイト集もある。そうだよねえ。確かに必要。そば文学はいかにもこの時代この世代で楽しい。

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2018年08月17日

Posted by ブクログ

駅ナカ、駅前、立ち食い、チェーン店などの蕎麦店群をこよなく愛し、選りすぐりの旨い店・こだわりの隠れたサービス・営業的な厳しさなどを紹介してくれている貴重な1冊。
自分は独身時代(20年以上前)に、ガイドブックを起点に旨い蕎麦屋を巡り歩いたが、立ち食いはそもそも眼中に置いていなかった...。
同じ蕎麦とは言っても別物(どちらが良い悪いではなく)と思い込んでいたが、中途半端な名店よりも旨い立ち食い蕎麦とかあると聞いて驚き!(まあしかし、数は少ないが)
とにかくも好物の蕎麦を気軽に・ちょっと粋に楽しむべきだなあ、と、改めて思わされた1冊だった。
筆者と出版社・企画者に感謝!

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2016年12月04日

Posted by ブクログ

市井の立ち食いそばライターによる立ち食いそばの歴史と名店ガイド集。

既に閉店してしまった店も一部見られるが、東京の名店を巡るには最適。丼の中に潜むミクロコスモスを巡って、私は今日も”東京”というマクロコスモスを徘徊する。

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2019年08月04日

Posted by ブクログ

2014年の1冊目。大好きな平松洋子さんが書評で本書について「清貧」という言葉を使っていたかと思う。やや大げさな感じもするが、穏やかでいい意味で淡々とした書きぶり。

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2014年02月06日

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