あらすじ
あの名作が京都の街によみがえる!?「真の友情」を示すため、古都を全力で「逃走」する21世紀の大学生メロス(「走れメロス」)。恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)…馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は? 誰もが一度は読んでいる名篇を、新世代を代表する大人気著者が、敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、日本一愉快な短編集。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
ここまで各短編が森見登美彦色になるとは。
やはり京都×知的で偏屈で冴えない大学生の組み合わせを書かせたら天下一品。
初めの山月記が1番お気に入り。
中島敦の山月記自体が好きというのもあるが、主人公の設定が四畳半の樋口師匠と私を混ぜたような個性的なキャラクターで読んでいて満足感が高かった。
Posted by ブクログ
3.5
読みやすかった。
まず、原作を読んでから読んだ。
原作も意外と読みやすくて良かった。
桜の原作がエグいし意味わからなかった。
夜は短し〜と一緒にまた読みたい
Posted by ブクログ
普段、昔の小説は食わず嫌いでまったく読まないのだが、森見登美彦版のストーリーということでかなり面白く読むことができた。
森見登美彦の描く小説といえば阿呆な大学生がドタバタするストーリーという勝手なイメージがあるが、京都の美しい情景や美しい女性、ちょっとレトロな雰囲気、ともすると背筋がすうっと冷たくなるような不穏な感じなどなど、とにかく色々と素敵な要素が詰まった短編集である。
山月記
小説に魅入られて天狗になった男の話。
こちらの短編集には5つの小説が入っているが、どの小説にも本作の主人公・斎藤が登場するのがオマケ的要素な感じがして好き。
藪の中
いろんな人の視点で描かれた小説。
最後のキスシーン、人によって記憶が違うのが不思議で、情景の美しさの中にうっすらと怖さもある気がする。
走れメロス
これは面白すぎる。
走れメロスの原作とはいろいろズレてる気がする。が、最後のシーンとか本当に最高。
京都の大学の学園祭というシチュエーションがとても似合うストーリー。自分の大学時代を思い出して、なんだかエモくなってしまった。
桜の森の満開の下
森見登美彦は幻想的な風景を描くのが上手。
そして、その舞台として京都がとてもよく似合う。
まだ薄暗い朝、満開の桜とシンとした空気。雰囲気のある美しい女の人。そこに一欠片の恋愛の切なさがいいスパイスになっている。
百物語
百物語というとかなり怖い話のイメージがあったのでドキドキしながら読み進めたが、血みどろお化けというよりかは、すっと背筋が涼しくなるような感じのお話だった。
Posted by ブクログ
厳密には、原作を知らないものは読まないでおいたので、いつかちゃんと読破したいです。
走れメロスは最初「なんじゃこりゃ」と思いましたが、面白かったです。某曲の「君を信じなかったんじゃなくて 君が裏切ると信じてたのさ」という歌詞が頭をよぎり、ぴったりだなぁと思ったりしました。
Posted by ブクログ
期待していた「山月記」と「走れメロス」にグッとこなかったのが残念でしたが、原作を知らない「藪の中」「桜の森の満開の下」はとても気に入りました。 この2つは一度原作を読んでみたいです。
Posted by ブクログ
ザ森見さん
メロス、山月記しか知らないから、
他の2つも原作を読みたくなった。特に藪の中
百物語は、ちょっときつねのはなしを思わせた
自分が書くならどうするか、って考えながら読むのも楽しそうだなと思った