あらすじ
子供の頃の事故により記憶障害を持つ大学生の匠は、招待されて楽園と呼ばれる大型リゾート施設(ネバーランド)へ家族で向かう。そこで幼馴染みでかつての恋人、ガイドの隼人と再会するが、楽しいはずの旅行が一転、殺人事件に巻き込まれる。「必ず守る」と、きつく匠を抱きしめてくる隼人と、一度はあきらめたはずの恋を再び燃え上がらせる匠は、逃げ場のない閉じられた空間で、追いつめられていく――誰が、何のために、彼らに非情な殺意を向けるのか!?
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Posted by ブクログ
ミステリー、サスペンス。
とある事情により記憶障害を持つ匠が家族で無料招待された「ネバーランド」。
そこでかつての恋人の隼人と再会。
切なさと喜びのある匠とは違いどこか違和感のある態度の隼人。
そしてそこで殺人事件が次々と起こり…。
と謎が謎を呼び全く犯人が分からない為に皆が翻弄されてしまい、そこに色々な事がわかってきたりして、又隼人をうたがってしまうのが辛かった。
場面場面で匠も記憶障害を起こし自分さえも分からず混乱するのも。
果たして犯人は誰での意図は?
続きが楽しみです。
では次巻「楽園彼岸~蝶の褥~」へ行きます。
Posted by ブクログ
完成間近の大型リゾート施設に招待された3泊4日の家族旅行で、次々に殺人事件が起こるサスペンスミステリー。
夢中で読み終わりました。
…読み終わるまで知らなかったけど、なんとこの話続いてるんです!すごく面白かったのに、結末は後編までオアズケだとは。なんの焦らしプレイでしょうか?
まあ、すぐに後編が出るようで安心しましたが、いっそ同時発売してほしかったくらいの勢いで待ち遠しいです。
幼馴染みで元彼のリゾート施設ガイド×記憶障害を持つ家族思いの真面目な大学生。
本格ミステリーばりのスリルとサスペンスがてんこ盛りでした。犯人当てに脳みそがぐるぐるしてしまうし、いつ主人公の匠に恐ろしい危険が襲ってくるかとハラハラさせられてしまいます。
事件と謎が最強で最凶。外界と遮断された場所、という設定は以前にもセンセの作品でありましたが、今回はさらにスケールが大きくなっていて迫力があります。
そして、ラブも素晴らしいです。7年ぶりの再会、忘れられない初恋、そして攻の薄暗い執着。ストーリーに萌え要素がしっかり絡んでいます。再燃する恋心と激情にまかせたHシーンがすごくセンセらしい品質のエロスでした。萌える!!
小山田あみセンセのイラストがまた素晴らしいです。何度もガン見してしまいました。ロマンティックなシーンもエロなシーンもすごい再現力。
後編一刻も早く、プリーズ!
気になるぅ〜
いやー怖い!連続殺人に毒ガス?
気になるぅ〜
隼人…とても頼もしく感じる事もあれば、怪しく見える時もある。
とにかく先が知りたい!
続きを読まなくちゃ!です。
サスペンス
BL小説ですがとてもストーリーがしっかりしててサスペンスドラマみたいです
ネバーランドという楽園に家族と共に招待されいきなり殺人事件に巻き込まれます
この巻ではまだ犯人はわかりませんがドキドキの展開です
Posted by ブクログ
リゾートに閉じ込められて、人がバッタんバッタん死んでいくパターン。ある意味王道ですが、色々な容疑者を予想させるので、金田一くらいの読みごたえある。しかも主人公(受け)が記憶障害だから、もう本当誰が犯人なのか…というわけで後半が楽しみすぎます。
BLの部分に関しては、再会、再熱、執着、しかもセクスシーン大サービスで大変美味しかった~。だけども、流れに応じた雰囲気のセックスの使い分けは必要じゃないかな…。受けの親族亡くなった直後なのに、攻めの言葉攻めが違和感あった…萌えたけど(^^;)二巻読めば納得いくかな。
あと小山田先生、表紙は綺麗だったけど、あまりタッチを進化させないでほしいです(T-T)
Posted by ブクログ
★3・6
謎が散りばめられすぎてもうわけがわかりません…っ!登場人物みんなが怪しくて誰が犯人でもおかしくない。しかしこんな極限状態なのに、というかだから?やることやってる2人(汗笑)実は夢オチとか、最初から全部芝居とかいう結末だったら…。匠の家族が殺されたっていう事実が重くて、事件が解決してもモヤモヤ残る気がする…悲しいー。あとネバーランドの施設がありえない(笑)物語内の架空設定ってわかってても、こんなん建設できるわけないって内心ツッコミながら読んでた(笑)
ファンタジーの
20パーセントくらい読んだところで、続きを読むか悩みました。夜光花先生の作品には好きなものもいくつかありますが、子供が出て来るものは少し疑問視してしまう部分があります。それからテーマパークがあまりにも規模が大きすぎて、費用などを考えるとちょっとファンタジーの世界に思えます。スマホなどの扱いや、個人情報の問題でも運営に不備がありそうで、現実味がないと感じてしまいました。