あらすじ
『この世に一人だけ殺してやりたい男がいる』美人で気の強い小説家・怜は、有名出版社の辣腕編集長・佐伯を憎んでいる。復讐の為だけに、必死で人気作を生み出してきた。が、再会した彼は怜を覚えていなかった…。怒りに燃える怜は、執筆する条件として佐伯をベッドに誘う。彼に「好き者の女王様、存分に味わえ」と注がれる悦楽。それは淫らで壮大な罠の始まりで!?
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シリーズ内では異色
主人公はシークレットフロアに宿泊してはいますが、さほどのセレブではありません。厳密にいうと、オーナーの個人的なお客様、くらいの扱いです。破格値でコネを使って潜り込んでおりまふ。
でも、私はこの主人公が憎めなくて可愛くて、シリーズ内では一番好きなのです。傷けられて、それなりに捻くれて、それでも立派に生きてきた、生き残ってくれた彼が大好きなのです。
知らず知らずに切っ掛けを作ってしまった編集さん(めちゃくちゃいい男)は大らかな人で、でも決して知ってて知らぬふりをする人ではなかったので、なんだかんだと上手くいきそうです。