感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
同じ主人公男の目線で話が進んでいくものかと思いきや、章ごとに主人公の男性が変わった。宝塚歌劇とどんな関わり方をしていくかが異なる。しかし、どの話にもサンバという男役他、ちらほら前の話の登場人物が顔を出し、話が進む事に月日が経過している。
1話/阪急梅田駅長を退職し、月組の生徒監に
2話/一人娘が入団を目指す
3話/タカラジェンヌの妹とその友達
4話/劇場の大道具係
5話/制作・プロデューサー
6話/まとめ
2話の、風と共に去りぬの鑑賞実況が、そうそう!確かに確かに!と、劇場の光景を思い出し、懐かしさと共に舞台の楽しさを追体験で来て面白かった。階段の幅が23センチとあり、思わず定規を探した。憧れる。終わり方もスッキリ。
Posted by ブクログ
宝塚歌劇団がステキなショーを行うために
たくさんの人が関わっているのだと
当たり前ながらに思いました。
これは宝塚歌劇団はもちろんのこと、
どのようなことであっても、
自分の知らないところで
たくさんの人が関わって成り立っていることが
たくさんあると考えさせられました。
私は宝塚歌劇団を観劇したことがありません。
見に行ってみたいです。
Posted by ブクログ
宝塚に興味を持ち始めたばかりなので、最初の「お父ちゃん」の話はとても面白かった。2話目のマリコのお父さんは魅力がなくて、読んでてうんざりしてしまった。よくいるわ、こういう視野狭窄親父…。ある意味リアルだった。マリコとアイコの友情が素敵だっただけに残念。
出てくるタカラジェンヌたちは皆魅力的なのだけど、完全オムニバスでもよかったんじゃないかなと思った。同じ人たちばかり出てくるから、全部月組の話に思えてしまう。時代も人もバラバラにしてしまった方がバラエティに富んだ感じがしたかなぁ。
文章は読みやすく、華やかな舞台を影で支える人々の裏話的な感じで面白かった。