あらすじ
未病の人たちが、幸せになるための手助けをするための学問が「ポジティブ心理学」だ。1998年に、アメリカ心理学会の会長であったマーティン・セリグマン氏がその考え方を提唱して以来、「ポジティブ心理学」は海外の学会でも大きな話題を呼び、ハーバード大学などでの講義でも人気になっているという。昨今、話題の「マインドフルネス」や「レジリエンス」も「ポジティブ心理学」のひとつの概念である。本書では、ポジティブ心理学の最前線を紹介するとともに、著者の「幸福学の研究」をベースに、どのように日々の生活に役立てていけばよいかを明らかにする。本文中には「幸福度テスト」が紹介されていて、幸福度がわかる。内容例は、 ◎性格の良さと幸せは比例する ◎幸せな人は生産性が高く長生き ◎何歳のときに幸福度は上がるのか? ◎実践のためのハッピーエクササイズ ◎上を向いて歩くと幸せになれる? 等々。読むだけでポジティブに元気に幸せになれる一冊だ。
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Posted by ブクログ
社会基盤が大きく崩れるときは、不安やストレスが拡散し、深刻さが増していく。多くの人たちにとって月も星もない夜の荒野をさまよう感覚に陥ってしまう。
こんな時代だからこそ、心のバランスを客観的に保たせる技術を更新し続ける習慣の重みが増す。そういう人がひとりでもいることがチームの灯りとなるからだ。
本書には生活に取り入れたい考え方、方法がいくつもあった。
Posted by ブクログ
悩み:ネガティブ思考を直したい。
学び:幸せには4つの因子がある。つまりその4つを満た すことによって幸せになれる。
1.目標を持ち、その目標に向け日々努力をしているのか。
また、いつまでに目標を達成するという期限の設定も大切。
2.家族、友人、恋人との関係を安定させ感謝する。
性格の良さと人生の幸福度は比例している。
周囲の人へ感謝の気持ちを持ち、自分が恵まれていることを自覚する。
3.物事を楽観的に考える。
物事の大半はどうにかなる。仕事のミスを引きずり過ぎない。
4.自分を受け入れ、最良の選択をしようとし過ぎない。
比較する相手は他人ではなく過去の自分。
過去と比べた、変化、出来ることになったことなどに着目する。
やるべきこと:
3つのよかったこと、頑張ったこと日記を1日の最後に書く。
1日を振り返った時に、悪かったことダメだったことに焦点がいきやすい。それを防止するためと小さな良かったことに対しても着目出来るように。
自分の成長を実感するため。
1度ネガティブを受け入れ、そこからポジティブへ変換する。
ex)この仕事が終わらない→上司に相談すればこの仕事は終わるという考え。
感想:完璧主義を減らす。失敗に目がいきやすいため。
日々目的意識を持って生きる。