【感想・ネタバレ】社会をつくる「物語」の力~学者と作家の創造的対話~のレビュー

あらすじ

AI、宇宙探査、独裁の再来、核戦争の恐怖……、現代世界で起こるあらゆる事象は、小説家やアーティストたちによる「フィクション」が先取りしてきた。同時に、学問研究や科学技術の進歩が、新たな創作への想像力を掻き立てる。まさに現実とフィクションは互いに触発し合い発展していく。憲法学者とSF作家の希有なコンビが『指輪物語』『飛ぶ教室』等の名作を参照しながら政治、経済、科学を縦横に巡り来るべき社会を構想する。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白い組み合わせで、木村草太氏に興味があり読んだ一冊。所々示唆に富む発言があります。一貫してリベラルなトーン。日本の政治やマスコミが、この本くらいのスタンスで物事を論じてくれればいいののになと思いました。

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2018年06月18日

Posted by ブクログ

気鋭の憲法学者・木村草太と自由な小説家・新城カズマによる、政治からAI、そして「指輪物語」まで、縦横に語り続けた対論。
これだけの話題を掘り下げる二人の博学にも驚きますが、後半のほとんどを割いて語られる「指輪」の魔力、これは読むしかありません。

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2018年03月10日

Posted by ブクログ

話題が多岐に渡り、深く、面白い。ただ、ちょっと消化不良。手元に置いておいて、余裕があるときにじっくり読んで、自分と社会の関わりを振り返りたいと思う一冊。

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2018年10月28日

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