【感想・ネタバレ】どるから (5)のレビュー

石井和義 / ハナムラ

K-1の創始者・石井和義館長が描く空手ビジネス&ファンタジー！！

空手道場を営む父親と慎ましく暮らしていた一ノ瀬ケイだったが、父親が突然他界。
負債を抱えていた道場をケイ一人で切り盛りするが、借金はさらに増え、ついにケイは自殺の道を選ぶ。
そんな中――脱税の罪で出所したばかりにもかかわらず交通事故で即死した石井館長の魂が自殺で混迷中のケイに乗り移ってしまう。
そして…事態を把握した石井館長は道場の立て直しに打って出る。
道場放火事件、アイドル警護、ストーカーとの死闘を経て、ついに物語はケイ(石井館長)の真骨頂、格闘技興行編へ……
なんと主催の湯木グループにはケイの実の母親の姿が…！
一ノ瀬道場生VS湯木グループ、女子格闘技代理戦争勃発！！
★単行本カバー下画像収録★

[匿☆名 · ★★★★★]

現代的

道場を運営していくなか、空手が必要とする未来をTikTokに見出した館長……。
これからどうやって活用していくのかめちゃくちゃ楽しみです！

＃アツい ＃ドキドキハラハラ

[海野さだゆき · ★★★★★]

もはやビジネス書

試合のディテールもさることながら、事業運営の部分があまりにもリアル。
下手なビジネス書よりも断然秀逸。もはやビジネス書として必読では。

[わらす · ★★★★☆]

本格始動

格闘技漫画の花形トーナメント戦が開催され、なかなか熱い展開。立ち技限定の合気道、無手の剣道などイロモノの配置もいい感じ。好みの問題ではあるが、個人的にはもうちょっと技術的な解説多めで“なるほど！”と思わせるような展開や、分かりやすい必殺技が出るケレン味ある方が好き。
更なる強そうなやつらも非常にわかりやすく登場し、めっちゃ少年マンガの王道だが、ここまでと比べてあまりリアリティのない唐突感の強いキャラが多く、ちょっと心配。

＃アツい