あらすじ
渋谷の南、白金あたりで立て続けに、裕福な家の若い娘四人が行方知れずとなった。およそ半月ほど前の話だという。この一件が奉行所には届いていないことに不審を覚えた南町奉行・根岸は探索を命じた。同じ頃、江戸の街のそこかしこで、紅髪碧眼の大柄な娘が目撃された。人を探しているようであったというのだが……。無関係に思えた二つの事件だったが、やがて一つとなっていく。果たしてその真相は?
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Posted by ブクログ
耳袋秘帖殺人事件シリーズのおそらく最後です。一気に読みました。
鎖国している江戸幕府をついた事件でした。話はある意味あっさりしていました。
坂巻とおゆうの祝言は大団円で、栗田も配置換えになります。区切りをつけて、さらに、新しい人の心当たりも根岸にあるとのこと。
根岸などの人生訓が、も少しあればなあと思いました。
妖談シリーズにしっかり進もうと思います。