【感想・ネタバレ】形容詞を使わない 大人の文章表現力のレビュー

あらすじ

「すごい!」「かわいい!」「それ、いいね!」
→ありきたりなほめ言葉で、相手は本当に喜ぶ?

「おいしそうなパンケーキ」
「メープルシロップたっぷりの絶品ふわふわパンケーキ」
→より「おいしそう」に感じる描写はどっち?

1つの言葉でいろいろな感情を表現できる形容詞(すごい、かわいい etc.)や、ざっくりした説明と相性がいい副詞(ほとんど、たくさん etc.)は、ついつい使ってしまいがち。

しかし、これらは会話で共感を示すときには便利でも、説明に使うと「中身が伝わらない」ことがあります。
さらに、これらを使いすぎると「頭が悪そう」に見えることも!

そこで本書では、国立国語研究所の教授で、日本語のレトリックに精通する著者が、文章表現の問題とその解答例を通じて、豊富な語彙を的確に使って洗練された文章を書くコツをわかりやすく説明します!

・詳しく丁寧に書きこむ「具体描写」
・擬音語・擬態語を駆使する「オノマトペ」
・事情を加える「背景説明」
・イメージをふくらませる「比喩」
など、大人なら知っておきたい、「知的な印象」を与える文書を書くための9つのテクニックを紹介!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

形容詞を避けることが表現力向上の基本。
直観的表現から分析的表現へ。オノマトペを使う。
主観的表現からきゃっかんてきひょうげんへ。数値背景感化を使う
直接的表現から間接的表現へ。緩和、反対、比喩など。

すごい=何がどうすごいか表す。
おもしろい=何がどうおもしろいか、表す。
食レポは、おいしい、ではなくオノマトペで。
歩く姿、見た目、などもオノマトペで表現できる。
詳しく述べる=具体描写
かわいい、むずかしい、は具体的に。
怖い、はだからどうなのか、を表す。
多い、少ない、は具体的な量を言う。
さまざま、いろいろ、ではなく具体的な項目を上げる。
おおぜい、たくさん、は使わない。具体的な量をいう。
数名、いくつか、も具体的な量を言う。
数名より若干名、のほうがぼかしやすい。ひとりでもいい。
忙しい、は理由を添えて。
家庭の事情も具体例で。
難しい、も理由を添えて。

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2022年09月14日

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