あらすじ
かつて日本中の少年たちを熱狂させた、「サスケ」が電子版で登場!!
▼叫び▼神隠し▼辻風▼テリトリー▼タブテ▼女たち▼魔物▼敵▼危機▼ミズメ▼袋返し▼なぞの男▼柳生▼夫役▼鬼車(一)~(三) ●登場人物/サスケ(猿飛の術を使う少年忍者)、小猿(サスケの弟) ●あらすじ/服部半蔵の陰謀によって父と新しい母を失ったサスケは、腹違いの弟・小猿を抱えて旅を続けていた。まだ赤ん坊の小猿には母乳が必要なため、サスケはお乳をくれる女性を探していたが、金がないためになかなか母乳を手に入れられない。やがて、途方に暮れたサスケは通りすがりの武士から金を奪ってしまう(辻風)。▼幼い弟を養うために金が必要なサスケは、追いはぎを繰り返して母乳を手に入れていた。そんなある日、サスケに金を奪われた金貸しの近江屋は、死巻という浪人者を使ってサスケから金を取り返そうとする(敵)。▼サスケは山の中で出会った、タブテという少年と一緒に旅を続けていた。ある日、熱を出した小猿のために薬草を探しに行ったサスケは、柳生十兵衛に襲われる。だが、一刻も早く小猿に薬草を飲ませたいサスケは、柳生との争いを避けようとする(柳生)。
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Posted by ブクログ
時代劇のフォーマットに従っているのか、主義主張の類か不明だが、白土三平の描く為政者はほぼ常に悪政を敷く。
サスケにおいてそれら権力者は物語の添え物、あるいは物語のそれまでの展開をご破算にするデウス・エクス・マキナとして描かれてきた。
本巻は権力との戦いをはっきりと志向していてこれまでと雰囲気が違う。サスケの扱いに困って大仕掛けを必要としたのかもしれない。
しかしまたなんでこんな展開にしたのか。なにかに影響を受けたのか。『子連れ狼』は後年のことだし。子供でも生まれたのかな。バイオレンス&ドラッグ、セックスだけの乾いた関係みたいなの描いてた漫画家が、自身の結婚を気にバカップル描くようになった例もあるし。
初読当時、短い期間にサスケの頭身が劇的に変わりすぎて戸惑ったことを覚えている。成長期にあるとはいえ、物語の都合が出過ぎだと思えたものだ。