あらすじ
晴れて第一志望の教育学部に入学した榛名なずなの大学生活は、苦労の連続だった。そんな日々の中、彼女はとある窮地を年上の同級生に救われる。突き放すような優しさを持つ彼に、次第に惹かれていくなずなだったが……。たとえば彼女が死んでも、きっとその花は咲くだろう。絶望的な愛情の狭間で、命をかけて彼女は彼のものになる。著者の最高傑作に<書き下ろし後日譚>を収録。愛と死を告げる、新時代の恋愛ミステリー。
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Posted by ブクログ
涙なしには読めません。
恋愛、姉妹愛、親子愛、友情…
また、叙述トリックを用いた伏線回収にびっくり!
1人じゃないって素敵で無敵ですね!!
Posted by ブクログ
もう読んだの何回目だろうって感じだけど、何回でも泣ける。でも伏線回収系だから、最初に読んだ時の面白さが1番!
素直で少しズレてる女の子は可愛いし、綾崎さんの使う語彙はとっても素敵だと思う。
Posted by ブクログ
第一志望の国立大学に入学し、とある理由で教師を目指す榛名なずなと、社会人を経験しながら同じく教師を目指す羽宮透哉の物語。
また見事に騙されました。「なつめ」って言ったときに誰!?ってなってしばらく読んで納得。これはずるい。泣いちゃう。
Posted by ブクログ
病気モノは苦手だったけれど、綾崎さんの本なので手に取りました。
今回も見事に騙されました……
彼女の名前を呼んだ時、え?って思って、読み進めるのをやめてしばらく考えて、あああそういうことかって気づきました。
透弥がどんな思いでなずなに接していたのか考えて、胸がギュッとなりました。
いつも綾崎さんの作品は、読んだ後もう一度読みたくなります〜〜