感情タグBEST3
「きのう何食べた」「大奥」「愛すべき娘たちへ」を経由して今、BL作品を読み出したところです。音楽の世界のこともよく知っているなぁと感心してしまった。トスティなんて声楽を勉強している人には当たり前ですが普通知らないですよね。田中くん、バリトンなんですね。太っていない声楽家、ローマ法王ともイタリア語の敬...続きを読む語を使って話せるとはすごい。彼の音楽の基礎は「先生」でしたね。コミック前半は別のお話なんですがこれもかなりの秀作。実は一作目の事件に私は心が囚われてしまっています。
ビスケットもパンドラも素敵だったが、やはり表題作ソルフェージュが印象的。田中と先生は周囲に関係を断罪されるも、最終的には乗り越えて繋がることができるのか。
Posted by ブクログ 2013年09月14日
小学校の音楽教師と、その教え子の数年に渡る物語。
「音」を素材にし、よしながふみは、性別問わず「愛」の様々な形を見せてくれる。
この作品は、ＢＬとカテゴライズされるものだし、設定も特異な形だけれども、身に起きうること、そして感情のやり取りは、男女問わず変わらないと思う。心をこめて歌うこと、相手を想う...続きを読むこと。作中で何度も使われる“巣立ちの歌”は、私自身何回も歌っただけに、歌詞の深さと、登場人物の思いが、よしながふみの描く画でくっきりと浮かび上がってくる様に、涙してしまった。遠くても、お互いを想っていれば繋がることが出来る。とは、某映画のセリフではないが、1つの歌によって結ばれる愛は、素敵だ。
Posted by ブクログ 2013年04月29日
すごい泣けた。安っぽい感情だけじゃなく、勝手に涙が溢れたのは久しぶりだった。巣立ちのうたが自分にも身近な歌だったからかな。借り物だったけど、手元に置いておきたい作品だ
Posted by ブクログ 2013年04月03日
作者買いをした作品の一つ。
音楽の先生と生徒のお話。
ゲイで奔放な性格にも関わらず、しっかり教え子たちに愛されている先生。
幼かった生徒との関係が恋愛だったのか、はっきりと描かれてはいないが人間味のあるラストで幕は下ろされている。
実は、よしながふみ作品の中で1位2位を争うくらい好きな作品の一つ。...続きを読む
後日談をつい期待してしまいそうになるが、正直読みたいような…？読みたくないような…？そんな気持ちにさせられる男二人の話。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
先生と生徒もの。この話でよしながふみ先生にハマリました。心理描写がホントにうまいよ、切ないー。
この文庫版に収録されている「本当に、やさしい」が凄く好き。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ＢＬ漫画。これを読み終えたとき、不思議と涙は出ませんでした。私なんかが、感動していいのか。そう思いました。これ以上、心を動かされる作品に今後絶対に出会うことは出来ません。
Posted by ブクログ 2015年01月07日
「ソルフェージュ」。教師と生徒っていいなぁと。そして単純に田中くんが好きです。田中くん可愛いくて、何回泣いた？って思うくらいすぐ泣いちゃうからキュンってなります。立場上、先生は余裕ぶってるけど実は余裕ない感じとか。常に後悔が付きまとっている感じとか。表情一つで切なさが伝わってくるのがすごいです。ラス...続きを読むトからもこれから2人の関係はどうなるのか、続きがとても気になります。短編も良い作品ばかりでした。
Posted by ブクログ 2011年10月20日
『昨日よりいつも違う日』主人公は最悪の日に抵抗出来ない。
『すこしだけ意地悪な告白』舞台が外国じゃなくてもいいなあとおもったけどこういう告白好き。
『ソルフェージュ』短編かと思って読んだら続いて嬉しい。子どもは大人になってしばらくして、でも探し出して会いに行く。恋か分からない「好き」。
よしながふみ...続きを読むの書くちくびは丁寧だなあ。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「本当に、やさしい。」「パンドラ」「昨日よりいつも違う日」「すこしだけ意地悪な告白
も収録されています。
田中がどーーーーしても中学生高校生には見えない！ｗｗ
久我山の眼鏡姿は素敵！ｗｗ
Posted by ブクログ 2010年10月24日
破滅と再生はよしながふみがよく題材にするテーマかもしれない。
なのに悲惨さを感じないのは、眼差しが何処までも淡々と、そして優しいからだろうか。
この作品だけでなく、彼女の作品にはクラシックの流れているような静けさと深淵がある。
Posted by ブクログ 2009年10月07日
表題作＋「本当に、やさしい。」「パンドラ」「昨日よりいつも違う日」「少しだけ意地悪な告白」
よしながふみ初期傑作集なのかな？
全編BL。やや違和感を感じた私はまだまだボーダーレスではないんだなと自覚した。
いろいろと特殊設定というか、陰気くさいテーマなので、面白い!!って感じではないけど、つまらな...続きを読むい訳でもない。
「パンドラ」はタイトルどおりのストーリーで気持ちいいお話だったなぁ。
表題作の主人公はよしなが氏が描く典型的人物像の1つだと思うけど、基本的に「あなたがいなくても生きてはいけるけど…」って感じでクールに生きてるタイプは好きなんだよなぁ。リアルだと思うし。
一方、純粋きわまりない人物像も典型の１つだと思うけど、これはリアルにはイメージしがたい。物語中の人物だなあと思う。
純愛はいいねぇ。
読みきり作品読んでてなんとなく、これを男女で描くと藤田貴美っぽいなぁと思ったりした。似てない？？わたしだけ？
