あらすじ
小説でしか表現できない〈奇妙な味〉が横溢した、短いけど忘れがたい、不思議なお話を読んでみませんか?――子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方、夜更けの酒場で披露される「怖い話」の意外な結末、バスの車内で静かに熾烈に繰り広げられる「勝負」、あなたの日常を見守るけなげな「洗面台」の独白、「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない“私”の物語――日常と非日常のあわいに見える18の情景をさまざまな筆致で描きだす、『青空の卵』や『和菓子のアン』の名手が贈る珠玉のショートストーリー集。巻末に「ホリデーが肉だと先生が困る」を特別併載。/解説=東雅夫
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Posted by ブクログ
坂木さんの本を読むと「たぶん女性だよなぁ?」と毎回脳内性別あてクイズが開催されるのですが、あとがきで覆面作家であることをネタにされてて、ほほえましく思いました。ページ数バラバラで、小粒の短編がぎっしり。なんとなくでしか意味が分からないものも数編ありましたが、続きが気になる短編もあり、時間あるときにペラペラ読むのがいい感じです(私はいつものごとく一気に読みましたが)。本編にも収録されていますが、本に挟まれている小冊子の肉の短編がグロっぽく見せてかわいいですし、現代版仏の話も良かった。おもしろい短編集でした。