あらすじ
【目次】
たまにはセドリー・オン・ザ・ロックスを/見えないブルー/撫子はもう好きじゃない/五分だけでも待って/ 銀叡電の夜
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
第一章はスタンダードに悪人成敗。感じの悪いやつが普通に悪いやつだった。シンプルに爽快感のある作り。
そこからは遠近の青春が繰り広げられる。
不思議なバー3号館だが何となく今回は関わりが薄い。蒼馬さんの存在が遠近の今一歩頼りない感じを際立たせる役割を果たしているのはわかる。
しかし三号館と蒼馬さんという最大の謎が解き明かされる事は遂になかったのだ。
トリックは意外性のあるものも多い。前巻よりも読んでてエンタメ性がある。京都という古都を全面に生かしたものが多かった。
ドラマ化した際は蒼馬さんが前面に出てくる事だろう。もしかしたら狙ってたりして?
Posted by ブクログ
京都を舞台にした本を読み漁っているから、京大生がメインキャラとして登場することがやたら多い。
生まれ変わったら猛勉強して、京大生になりたいな~なんて考えてしまう。
吉田キャンパスの場所も良い。
実在するお店や施設が出てくるので、グーグル地図を見ながら一緒に移動するのも楽しい。
今回は、謎を携えて三号館へ、という一巻のパターンを踏まず、蒼馬が神出鬼没。
謎解きはひたすら遠近倫人の恋愛問題、青河幸への想いに絡む。
甘酸っぱい。
そして、倫人の成長が嬉しい。
『たまにはセドリー・オンザ・ロックスを』
背取りと掛けてるのかな?
古本市でバイトすることになる倫人たち。
さる小説のおかげで、文化系カップルが大勢押し寄せるようになったようだ。森M…
万引き騒ぎと、サークルの名簿流出問題の謎を解く。
『見えないブルー』
飲み会での発言には気をつけたほうがいいという教訓。
マンションの部屋のミステリ。
『撫子はもう好きじゃない』
怪しさが割とすぐに分かるかな?
そして、ゲス野郎が出てくるたびに、倫人の良さがじんわりと浮かび上げって来る。
『五分だけでも待って』
嘘と策略と共犯…
『銀叡電の夜』
銀河英雄伝説ではない(笑)
全体を通して、瓶賀(みかが)さんと灰原(はいばら)さんが、とても良い女子だった。
この作品、魅力的な女子が多いが、付き合うにはちょっと…
自分が男子だったら、千宮寺さんが好みかなあ…
そして、男は裏で変な策を弄さず、直球勝負が一番だ。