あらすじ
「孤独は寂しい」と思い込んでいませんか?
「フェイスブックやLINEで誰かとつながっていないと不安」
「大切なことを自分ひとりで決められない」
こんなふうに感じることがあるなら、生きること自体が息苦しくなってしまうのも当然です。
そうした状態を抜け出すには、「ひとりでも平気」と思える自分に変わること。むしろ、人生で本当に大切なことは「ひとり」で見つけなければならないのです。
そこで本書では、「孤独」をたのしむために、やめるべきことをピックアップ。やめられない人と、やめられた人では、人生がどう変わるかを紹介します。
たとえば……
★「友達の数を気にする」のを……
やめられない人→神経をすり減らして、自分を追い詰めてしまう。
やめられた人 →本当に必要な仲間ができる。
★「予定を詰め込む」のを……
やめられない人→心のバランスが崩れ、ストレスをためこむ。
やめられた人 →心のバランスがとれ、充足感が得られる。
★「相談して決断」を……
やめられない人→他人のせいにして、途中で迷いが生じる。
やめられた人 →自分の決断に自信を持ち、没頭する。
「孤独」をたのしめば、周囲に振り回されることなく、「自分が本当に大切にしたいもの」に気づき、正直に生きることができます。
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Posted by ブクログ
孤独は圧倒的に怖いと思っていた中、強さを求めて一読。
孤独の寂しさもありながら、何故そう思うのか、あんな傾向こんな傾向ないか?と当てはめてくれる指南。
孤独=寂しい、だけでなく、孤独=独りで自分に向き合える棚卸しの時間、を活用してあげれると、有意義になる。
自分も転職活動を通じて向き合って感じていた事と、クロスオーバーする内容でしっくりきた。
細切れの章立てだが、テンポよく有意義に読める内容。
Posted by ブクログ
「孤独力」という考え方には、新しい価値観を与えられたように感じる。
SNSが大流行する現代では、他者との繋がりを常に感じれられる一方、他者のことが常に気になってしまうという悪い面がある。
そういった悪い面を乗り越えるために、「孤独力」を鍛え、自分一人の強さを持つことが重要。
そのブレない「孤独力」を手に入れるためには、一人きりの時間=「内省」をすることで、問題に対して向き合い、自分の気持ちを整理することが必要。
色々と、胸に刺さる言葉があったので、私も「内省」をして、自分自身の精神を鍛えようと思うきっかけになった。
Posted by ブクログ
〇〇をやめると、こうなれる。という前向きな見解とその説明が部門ごとに分かれて書かれているため、かなり読みやすい。
孤独とは孤立することでなく、自分の信じる道を歩く孤高に近いもので、すばらしくポジティブなもの。
孤独になって、内省する時間がとても大切。
無理して他人と付き合わなくていい。
孤独になって行動を起こしている筆者だからこそ、本書には突き抜けた意見も書かれてある。
いろんなジャンルの本を読んで高い語彙力を身につけることで人生をより豊かなものにできる。
印象に残った箇所は人との付き合いのテーマだ。損得でとらえるのではなく、与える姿勢で幸せを手にする。時に孤独になり内省し、互いにポジティブな関係を保てるようにしたい。