あらすじ
膝上スカート、ゆったりニット、ずり下げリボン、“なんちゃって制服”……「だらしない」の一言で片付けては、現象の本質は見えない。ファッションとは常に旧世代への抵抗であり、彼女たちは「着崩し」により自らのスタイルを創造している。学生服メーカーの研究員として20年、路上でインタビューをしてきた著者が、流行の生まれる現場、多感な生徒たちが求めているもの、制服採用の裏側まで、10代のユニフォームの全てを明かす。
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Posted by ブクログ
本書のタイトルを見て変な想像をした人は心が汚れています。本書は学生服のトンボにお勤めの佐野勝彦氏が高校生、特に女子高生の制服の着崩しについて、制服を納入するメーカーの立場として、なぜ着崩すのか、どうして着崩すのかを学校関係者や着崩している学生達にインタビューなどをしたフィールドワークをまとめたものです。制服業界の苦労話もあったりして面白いです。自分は、ちょうど女子ならミニスカート、ルーズソックスなど、男子なら腰パンが流行ってた頃に高校生だったので懐かしさを覚えました。ここまで考えてなかったけどね。
Posted by ブクログ
中高時代の6年間を男子校で過ごした自分にとっては
女子高生の制服というのはとても眩しく永遠に手の届かないもの
という神格化されたイメージがあります。
まぁそんなこと言いつつただの制服好きなのですが
制服好きには堪らないタイトルでついつい手にとってしまいました。
当然タイトル通りのいたって真面目な時代ごとの制服の着こなしや
若者の考え方などを制服を通じて分析していくという非常にためになる話でした。
正直ファッションについて筆者ほど熱心に考えたことが無かったので
そういった点では非常に勉強になったかなと思います。
ユニクロが制服業界に進出してあっという間に撤退したというような
エピソードも面白かったです。
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 彼女たちはなぜ「膝小僧」にこだわるのか
第2章 首筋の汗は健康エロス、シャツの汗染みは×
第3章 制服は3年間限定ファッション
第4章 彼女たちの主張を無視したら負け
第5章 面白すぎる制服ビジネス
<内容>
トンボ学生服のファッション系シンクタンクの人。果敢に女子高生や先生、地域の人にまでインタビューを敢行して、日本の制服のなぜを解いていく。
と言っても著者はヘンタイではないので、きちんとした院丹ビューと分析が読める。そして、「制服着こなし講座」を長く続け、特に女子高生の嗜好を読み取って、今日も学生服の主流を歩いていく。