あらすじ
トラブルが頻発する「派生開発」を改善するにはどうしたらよいか。著者が現場で培ってきた方法論をまとめあげました。「派生開発」専用のこのプロセスにより,確実にプロジェクトを成功させます。現場で抱える問題の解決に必ず役立つ,「定番」となる一冊です。
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Posted by ブクログ
世界中で,システム設計の現場では、「新規開発」より、「派生開発」としての動いているシステムの変更や機能追加が多い。
その点に着目した著者の経験が凝縮されている。
派生開発の場合に何が課題になるかの仕立てをうまくしている。
仕様をどうやって明確にしていくかについての知見が豊富にある。
仕立て(tailoring)をしているだけでなく,清水吉男さんのよいところは,現場にあわせた着付け(fitting)もできることだ。
決めたことを,決めた通りにやるだけなら,能力のある技術者はいらないかもしれない。
どういう制約条件のもとで決めたことか,条件が変わったらどうするかを考える能力があるかどうかが課題だろう。
数少ない日本の相談業務(コンサルティング)を頼みたくなる方だ。
一度,清水さんの話をお聞きになられた方なら感じられたと思う。
相手を引きつける力
相手に頼む力
相手の話を聴く力
がある。
自分の経験を大事にする技術者としての感性を持ったまま,
経営的な課題に取り組もうとする姿勢がある。
著者の書かれたことを勉強するだけでなく,
著者そのものを勉強することをお勧めしたい。