あらすじ
「男装の麗人」は日中のはざまで不器用にもがいた
男装の麗人とも、東洋のマタ・ハリとも呼ばれたその数奇な一生を、
新進女性シンガーソングライターが十年以上の歳月を費やして探り当てた「川島芳子」の実像。
東大修士論文を元に描き尽くした一女性の数奇な生涯。
日中のはざまで妖しく乱舞し、無器用にもがき、遂には刑場の露と消えた「男装の王女」川島芳子。
「武士道精神が消えたから、日本は滅びた」という最後の指摘は何を意味する?
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日中のはざまで妖しく乱舞し、無器用にもがき、遂には刑場の露と消えた「男装の王女」川島芳子。
「武士道精神が消えたから、日本は滅びた」という最後の指摘は何を意味する。
[ 目次 ]
1 誕生から幼少時代(義和団事件と二人の父 日本での幼少時代)
2 復辟と養父(川島家と芳子 「ジャンダーク」と「支那」 孤児として 恋愛騒動と断髪 断髪男装の背景)
3 マス・メディアの中の川島芳子(『男装の麗人』と満洲-小説、映画、舞台 男装の意味するもの-新聞記事を中心に)
4 詩歌と裁判(皇后脱出から定国軍まで 「親善」への憂い 逮捕と裁判 芳子の「武士道精神」そこに読み取られたもの)
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