【感想・ネタバレ】起き姫 口入れ屋のおんなのレビュー

あらすじ

江戸のおんなの心意気を描く名人芸

江戸のおんなを描いて「不世出の名人」と評された杉本章子、最後の傑作。
夫が浮気相手と子まで生したことに嫌気が差して、おこうは婚家を離れた。
実家に戻っても安息は訪れない。
奉公人の周旋や仲介をする口入れ屋の女主人に雇ってほしいと必死で頼んだのだが……。

大店の若新造から転身した人生の機微を描いて、泣かせます。
単行本未収録の「ふたたびの浮き世」も掲載。
解説・諸田玲子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸情緒あふれる小説
しっとりと読みました
ちょっとむかつく登場人物も含めて

小さな起き上がりこぼし 起き姫
それに守られて
前へ前へ
しあわせをつかんでいくおこう

病をおして不屈の精神で書かれていたという
作品たち、これからも読み継がれていきます
ありがとうございました
 
≪ 口入れ屋 弱音をはかず 人つなぐ ≫

0
2022年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

201711/出てくる女性陣が、みな生き生きと力強く描かれてて面白かった!最終的にお店を引き継いでしまうラストがちょっと好みではなかったかな。

0
2017年12月17日

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