【感想・ネタバレ】生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 01のレビュー

あらすじ

エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。
錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、
ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。
――そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。

都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。
それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。
ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕!

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序章

スタンピードを仮死の魔術で生き残った錬金術師の主人公が200年後に目覚める。
師匠から教わった錬金術師を元に新たな居場所を手に入れようと奮闘する。

錬金術師の記述は固有名詞が多く、細かく記述されているがレビューを見る限り作者の自己満足感のようになってしまっているが、

個人的にはこんな材料で錬金術師でホイホイっと何やらやって完成!ってされるよりは空想でもキチンと書いていると作者の中で世界観がしっかり構築されているような気がして安心します。

3巻まで読みましたが、全体的にまったりとした話ですが1巻1巻でそれぞれ進展があり、まったり系でありつつも展開のあるストーリーで飽きないです。

2
2020年02月20日

Posted by ブクログ

久しぶりに小説を読んだ

人と魔物と精霊と…
どの味方も人間味があって、必死に生きていて
不穏な気配が漂ってもサクッと解決する
余計にハラハラせず、ドキドキワクワクだけを楽しめた

人間味のないキャラクターも大好きなので、レオンハルトとフランツがすきです。

0
2025年06月07日

Posted by ブクログ

「小説家になろう」サイトではまった作品。
「なろう」サイトの中で、この作品が異色なのは、まず第一にこれが「転生フォーマット」を利用せずに、「仮死状態で200年後に目覚めた女の子が出会った異世界」というかたちで自立した世界観を構築している、そのオリジナリティにある。
また主人公は錬金術師として、一種の魔法を用いて薬剤を生成していくのだが、その精製過程のディテイルがリアルで、こちらの世界の化学の知識と、魔法の存在する世界の世界観をうまく融合させている。出版社は「ほのぼのスローライフ・ファンタジー」をキャッチフレーズにしているが、単にこれが「ほのぼの」した「スローライフ」でないことはお話がはじまって早々に、主人公が、ちょっとしたお金が手に入らないために治癒もされず死にかけた奴隷に出会うというようなシーンに現れている。

確かに主人公は直接戦闘に参加するわけでわないが、この世界自体は滅びに瀕しており、主人公のすぐ周りにいる人々はその世界を救うために必死に戦っている。登場人物もその多くは善良な人物だが、必ずしもみながそうではないし、奴隷制に代表されるような階級制度も存在し、さまざまなゆがみが存在している。
物語の展開はドラマティックで、喜びも悲しみも怒りも不安もみな味わえる。

0
2018年08月19日

購入済み

癒されるまったりライフ

CMで気になって購入!
最近コミカライズが始まりましたが、小説版のほうが私は楽しめました。挿絵もこっちのがかわいいし。
200年ぶりに息を吹き返した主人公。「わたし、どんだけ寝てたのー?!」
けっこうあっけらかんとしてるしもともとぽやんとしているようなのでハラハラはするかもしれないけど、これはこれでいいじゃん、と思っちゃいます。
錬金術師としてかなりの腕を持つ主人公が自覚なくいろんなことをやらかすけれどもそれを補う方々のおかげでとりあえず暮らせるかなーってところまでが1巻です。
次はほややん、じゃ済まないかもしれない2巻の展開が気になります。あと師匠はなんとなく名を残してる気がして、今後が楽しみです!

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2018年02月18日

Posted by ブクログ

丁寧に錬金術やその世界について書かれている。過酷な現実の描写で辛い時もあるが、それこそリアルであるのかもしれない。

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

中古書店でなんとなく手に取ったもの。
表紙や装丁ってやっぱり大事。

こちらも「なろう小説」から書籍化されたもの。
WEBでも同時に読み始めました。

200年の時を超え、仮死状態から復活したマリエラ。
変わり者の師匠のおかげで、年齢以上の錬金の技術を持っている。
師匠と森深くに住み、多くの人と交わらなかったため、
よく言えば純粋。悪く言えば警戒心などが薄く、読んでてハラハラします。
マリエラの出会う人々がみないい人ばかりで、そこは救われています。
静かに暮らしたいわりに警戒心がない天然さん。
奴隷として買い上げたジークも、
200年の時間とかそういうこと以前のズレっぷりに心配で目が離せないんだろうなぁ。

マリエラの(著者曰くの)ヒドインっぷりがいいですね。
面白いお話に出会えました。

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2023年05月22日

Posted by ブクログ

電子書籍で5巻まで再読。
設定も凝ってて、錬金術特化の女の子のお話。
時々読み返したくなる。
面白くて、ちょっと涙するはなし。

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2023年02月27日

Posted by ブクログ

巻頭が漫画で始まるので取っ付きが良いです。
イラストでの人物画もストーリーに入りやすくしてくれて、多数の登場人物に何とかついていけます。感謝。

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2021年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この作者はいいね。じっくりと物語を紡ぐ才能がある。派手ではない話で、1冊が長いが、楽しんで読まさせてくれる。スタンピードを仮死魔法でやり過ごしたら200年後に目覚めてしまった錬金術師の女の子が、誰も知らない変わり果てた世界で、少しずつ親密な知り合いを増やしていく話。今回はポーションを作れることを秘して迷宮都市に薬屋を開くところまで。このまま平穏でいってほしいとは思うが、まあそういかないだろうな。

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2024年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげでスタンピードを生き延びたが、目覚めたのは200年後だった。
周囲はすっかり様変わりし、錬金術師の姿も無く、品薄のポーションは高額に。
静かに目立たず暮らすことを望むマリエラだが、危機感が無く、微妙に常識が食い違うマリエラは迷宮都市の危機に巻き込まれて行く。

登場人物がどんどん増え、戦闘シーンも多くて、漫画向きかも。

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2020年09月10日

Posted by ブクログ

とてもゲーム的
ポーションの作成には紙面をこれでもかと割いていますが、
特に序盤での迷宮都市などの説明がたりず心理描写もたりず
語彙も貧困でルビを振るセンスがない

勢いはあって面白かったです

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2019年04月05日

ネタバレ 購入済み

タイトルとは一体…

錬金術が使える主人公が仮死の秘術によって生き延びたは良いが目覚めたら200年もの歳月が流れており、自身が希少な存在でありながら静かに暮らそうとする物語。

と、思うんですが。タイトルからして静かに暮らしたいとあります。しかし、主人公は危機管理能力が非情に乏しい。最初は仕方ないと思う、ポーションを売りに街へ、しかし魔物に襲われているの輸送隊を助ける(テンプレ)。ついでにポーションを買われる。事情を聞きます現状把握する。ここまでは良いとしても、助けた輸送隊にホイホイ付いていく。最初の買い物が奴隷。輸送隊に速効正体がバレる。迂闊過ぎませんかね?結果的には良い輸送隊のようですので大事には至っていない。ポーションの売り口の窓口になるっていう都合良い人達。しかし、日常に秘匿する能力や過ぎた能力がポンポン使用する。人の良い薬屋の指摘で大事には至っていない。バレたら命に関わるはずの状況なのに静かに暮らそうとしようとしているのか疑問。また、買った奴隷のエピソードがなかなかに共感しずらい。しかし、醜い部分を怖れなく書けていたことは評価したい。
が、狙って書いてるあるのかが少し判断しずらい。なぜなら、文章が読みずらい、表現が独特でその世界観の固有名詞がガンガン飛び交う。○○草から何が出来るとかこと細かく書いてるあるのだけどベースたる草や石など分からないので想像出来ない。Dさん二人分の高さって書かれてもDさんの詳細分からないやん?他にも薬の調合実況も誰得?練る作業の強調かもですが10も20も練る練り書かなくても良いのでは?と、色々と思う所あり。文字がビッチリ書いてあるためもっと改行した方が読み易い。所々にある漢字づくしの文章など読みずらいバランスは大事だと思う。
良い点以上に悪い点ばかり感じてしまいました。無事に薬屋が開けたわけで生活基盤を得た、つまりタイトル通り静かに暮らすことが整ったわけですしキリのいいところで一巻完結でいいんじゃないですかね(*´・ω・`)

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2017年10月24日

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