あらすじ
絶版だった名著に、新たな書き下ろし、未収録原稿を約200頁も加えた最強版! 移民、パンク、LGBT、貧困層……地べたからの視点から“壊れた英国”をスカッとした笑いと、抑えがたい抒情ともに描く。「花の命は……苦しきことのみ」の言葉とともに渡った英国ブライトンで、アイリッシュの連合いと過ごす、酒とパンクロックの日々。
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Posted by ブクログ
久々にエッセイで笑ってしまった。
歯に衣着せぬ文体でパンクに批判しているが、人間味に溢れておりなんだか温かい気持ちになってしまった。LGBTQや人種問題の書きぶりなど、今の時代だと問題になってしまうのかなぁ。こういうのが本当ぽくていいのになぁ。
Posted by ブクログ
在英の女性コラムニストによるブライトンでの生活を書いたエッセイなんてのと全然違う。
貧民街での暮らし、イギリスの病院保険制度、持たざる者のノーフューチャーな生き方等々。
貧民暮らしを開き直って酒飲んでガハハと生きながら考察して本にまとめるなんて、しかも結構読ませる。才能あるんだな。