感情タグBEST3
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Posted by ブクログ 2018年01月31日
芸能人(作家が本業でない人)が書いた小説を読むのは初めてだったけど、叙情的でのめり込んでしまった。どんどん読み進めて最後のほうは終わるのが惜しくてペースダウンしてちょっとずつ読んでた。
北海道や石川県の景色も想像しやすかった。
もっとたくさんの作品を読みたい。
Posted by ブクログ 2022年12月23日
AV女優の方の小説ということで気になって購入。とても読みやすくておもしろかったです。
この作品を通じてAV女優になる方の心理的部分がなんとなくわかった。
あとがきの内容も紗倉まなさんの想いが詰まってて知性的な方だなと感じた。
好きな部分抜粋
・大変なときこそ誰よりも余裕をもつべきだと思うの。...続きを読む美味しいもの食べて、ゆっくり考えればいいじゃない。
・新婚旅行までが、幸せの絶頂だった。
・どこまでも駆け抜けていきそうなほどパワフルだった母の、今では目に見えて弱くなってしまった姿。ずっと、強くいてほしかった。いつまでも。……
・まだ十八だった娘が。かわいくて繊細なものを扱うように、たいせつに、丁寧に磨いて育てたというのに。あっけなく、行ってしまうのね。
・人は働くことをやめた途端に何かに憑かれたかのように萎えていく
・わたしじゃなくて、おばあちゃんにとって、かわいいのは、ママ。
・書きたいことをただ書くだけなら、それはただのオナニーです。それならネットに掲載でいいんです
Posted by ブクログ 2020年08月31日
AV女優、紗倉まなさんによる短編小説集。タレント本だと思って軽い気持ちで読み始めたが、テーマ設定やストーリー展開など、小説として不自然に感じることは特になく面白かった。AV監督、AV女優を母に持つ娘など主人公の境遇も興味深く、この小説は紗倉まなさんではないと書けなかった文章なのだろうと感じた。
愛...続きを読む情の形というのに定型はなく、自分がそれぞれ倫理や本能、衝動といった欲望に苛まれながら、それでも自分を見つめて生きていかないといけない、そういったことがテーマかなと思った。
Posted by ブクログ 2020年05月01日
AV女優な女性たちをとりまく短編小説集。
作品というよりも、著者のあとがきの方が真実味があっておもしろかった。表紙ほど、エロ描写はなかった。あえてはぶかれているのだろうか。むしろそういうときの思考回路とかをのぞいてみたい気がした。意外と、ふつうの人たちの普通の小説なのだなあという感じだった。それぞれ...続きを読むは短くて、読みやすい。