【感想・ネタバレ】ホテル・メランコリアのレビュー

あらすじ

幻のホテルをめぐる、甘美で謎めいた記憶。人々が語る、横浜の高台にあった小さなホテルの思い出話。そこに隠された秘密とは――幻想味に満ちた珠玉の八編。「私の記憶の中にあるホテルを探してくださらない」。ある老婦人から依頼された私は、かつて横浜の高台にあり、多くの外国人客を迎えた小さなホテルについて調べはじめる。海が見えるオープン・テラス、年末にバンケットルームで開催される豪華絢爛なダンス・パーティ、評判のシェフが作り出す珍しい料理の数々、世間の目をはばかる客も多かった長期滞在客用のアパートメント。不思議なことに、もと従業員や宿泊客たちが語るホテルにまつわる思い出話には、死の影と奇妙な謎がからみついていた――憂いと頽廃の気配漂う、美しくも恐ろしい連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

篠田ワールド。
妖しさ満点。私的に好きな作風。ジャンルは何になるのか分からないけど、分類する方がおこがましいのかも。
短編集ってところも読みやすかった。

0
2013年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔、横浜にあった小さなホテル。
そのホテルについて調べてほしいとの依頼を受けて
調査に乗り出してみたところ、出会うのは
曰くつきの思い出話たちばかり。

語られる出来事は、何かに魅入られたような物語。
現実的な説明もできなくはないけれど、何か、
人ならぬものの意思が彼らの心を操っていたかのような。
日中でも、なんだかほの暗い。
ムーディと言えばムーディな趣のホテル。

こういう、ゴシック浪漫風のお話って
すごくそそられる。
篠田真由美さんって、こういうお話が本当にうまい。

0
2013年03月04日

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