あらすじ
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みちくさ博士こと、雑草に詳しい農学博士の稲垣先生監修、ボタニカルアートの加古川利彦さんが描いた道草ビジュアル図鑑です。タンポポ、シロツメクサといったメジャーな草花から見たことはあるけれど名前が分からない雑草まで、親子に知ってほしい道草を1つずつ丁寧に、花、葉、茎、種、生え方、その草花を使った子どもへの遊び方と、似た植物までイラストと写真で紹介。手触りがザラッとして、キレイな上製本で思わず本棚にディスプレイしたくなる1冊です。学術レベルでも絵画レベルでも使えるボタニカルアートと、普段から学生や子どもたちに教えている先生ならではの解説が分かりやすいのが特徴。数多くというよりも、1つ1つをディープに紹介しています。大人の自然観察の趣味の本としてもいいですが、子どもにも教えてあげたい内容ばかり。ネイチャーガイドさん、インタープリターさんにぜひおすすめです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
稲垣栄洋先生の目線が本当に好きで、稲垣先生の本を積極的に読むようにしている。
手元に置いておきたい本との感想があったが、本当にその通りですね!!
子どもたちと一緒に見たいが、今は一人でみて、歩いて道草を楽しもう(^-^)
日々の暮らしが豊かになる植物学だと感じます!!
植物たちも生きるために一生懸命なんだって分かる本でした(^^)/
Posted by ブクログ
道に生える道草の不思議。
子どもの頃は、道草の茎でひっぱり相撲をして遊んだ記憶があるのに、いざ大人になると道草の草を抜いて遊んだりするのは可哀想な感じがしてくる。本書では、『子どもに遊んで摘まれるくらいの方が広がっていく』と道草との関わりを紹介していて、少しだけ知ることで一つずつの道草にそれぞれの魅力を感じることができました。
読みながら印象に残った事を3つ書き残してみる
・すみれの花は、一番下の1枚だけ
白い筋が入っている!!そういう理由!
(理由を知ることで注目してみたくなる)
・シロツメクサは、葉の部分をクローバーと
呼びわける珍しい道草だったのか!
(クローバーとシロツメクサ同一だったか!)
・昔投げあったひっつき虫、最近みないと思ったら絶滅の危機だったのね!背中にひっつけあった思い出が思い起こされる
Posted by ブクログ
植物学者の著者が優しく解説する、雑草の入門書です。
名前だけでなく生態や歴史の内容も盛り込まれているため、年齢を問わず役立つこと請け合いです。
穏やかな雰囲気が漂う筆致で、読んでいるこちらの気持ちも穏やかになってきます。
簡潔明瞭な解説に加えて、素敵な絵と写真が理解を助けます。
Posted by ブクログ
絵と写真両方付いていて、見たことあるけど名前知らない植物たちを丁寧に解説されていた。へぇーと思う内容も多くあり、手元に置いておきたい良い一冊です。