あらすじ
人質まがいの政略結婚で、隣国へと嫁いだ公爵令嬢ユフィーナ。夫となった王太子は愛妾にゾッコンで、ユフィーナの存在を完全無視。劣悪な環境でも持ち前の明るさで乗り切ってきたけれど、もう我慢の限界! 王宮から逃げ出した彼女を待っていたのは、ずっと恋焦がれてきた最愛の騎士・ジークウェル。彼からの待ったなしの熱烈求婚&溺愛に、胸の奥に閉じ込めていたはずの恋心が溢れ出し…。
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前半は過激、後半は甘々
前半は戦争の描写だったり、後宮での陰惨なイジメだったりと過激な内容。
後半は、その過激で辛い経験のご褒美の様な、甘々で幸せな日々。
かなり好きな展開でとても満足出来ました。
サブキャラたちも良い
メインのお話は男前なヒロインと、彼女を一途に想うヒーローの恋愛話。それ以外にもなかなか色々なキャラが出てきて、この一冊に収めておくにはもったいないなぁ。それぞれを主人公にしたお話を読みたいくらいキャラ良いもの。ヒーローの「好きな女に会うためだけに生き抜く。生きるためならどんな手だって使ってやる」という戦場での戦い方に痺れた…。腹黒お兄様にも良いお相手ができますように。
おもしろかった!
蝶よ花よと可愛がられている伯爵家の末娘。でも、ただ可愛い、綺麗というだけではなく一家の教えはしっかり受け継いだしっかり者で、 野宿も男装も平気(?)な一筋縄ではいかない姫
周りに護られてるだけだったり、自己評価の低い自身のない貴族…というよりも、私はひとりで立てるしっかりした彼女たちが好きです!
ディートリヒお兄様のストーリーが今度よみたいですね
ごちゃごちゃしている
ストーリーの本筋以外に無駄に肉付けがされ、なかなか話が進まない。何度も進捗具合を確かめながら読み進めました。登場人物も多すぎ、皆を掘り下げるから誰に感情移入したらいいのかわからなくなる。最終的には予定調和で唐突に終了。文体は楽しいのに残念です。