【感想・ネタバレ】自分の時間 1日24時間でどう生きるかのレビュー

あらすじ

◎イギリスを代表する作家による、時間活用術の名著「人生をよりよく生きるための時間の使い方」を説いた、本書の普遍的なメッセージは、時代や国境を越え、これまで多くの知識人に影響を与えてきた。「朝目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間が詰まっている」「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」「1週間を6日として考えよ」「習慣を変えるには、小さな一歩から始めよ」「1週間のうち90分は自己啓発のために充てよ」「計画に縛られすぎてはいけない」…などの具体的な時間活用のヒントは、多忙を極める現代人にこそ心に響く内容だろう。いつも「時間が足りない」と感じている人にもおすすめの1冊。◎佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦「時間を征する者が人生の成功をつかむ。ベネットがこの本ですすめる方法をいくつか実践するだけで、あなたの人生は確実に変わる」

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時間の使い方について目を覚ませと語りかけてくる。100年以上前に書かれた本であるが、書いてある内容、取るべき手段は現代の時間管理術の本と変わらないということに驚く。時代も国も違うので細部には理解が難しいこともそりゃあるが、少し想像力を働かせれば頷ける内容ばかり。
1日は皆、平等であり、工夫や自分に心と向き合い、内省の時間を取り、思考を深める。簡単なことから手を付け、自分の興味のあるところを出発点とする。週に7時間で生まれ変わるための時間になるとしたら、やれない人はいないはず。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディオブックで聴き、紙の本でも読んだ。


「日常の仕事でそんなに疲れるなら、それはあなたの生活のバランスが悪いので、是正すべきだ」人間の精力は、日常の仕事に全てを吸いとられてしまってはならない P.20
睡眠というのはある程度は習慣の問題であり、怠惰な生き方のほうにこそ問題がある P.21
睡眠大切に、朝の時間を充実させたいものである……。

「習慣を変えるなら、あまり大きなことを公言せず、さりげなく始めなさい」P.82
自分のしていることなど、あまり大げさに他人にしゃべらないほうがよい P.142
→私は口に出したり大げさに宣言したのに、できなくて凹むということもよくあるので、この言葉は身に沁みた。

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・朝早く起きることで自分の時間を作る
・朝目覚めるとまっさらな24時間が財布に入っていると考える
└これは全員平等のものであり、この24時間の使い方で人生が決まる
・はじめから多くのことを企てないようにする
└イレギュラーが大量に発生するから
・週に3回、1時間半何か精神の向上に役立つことをする
幸福とは肉体的、精神的快楽を得ることにあるのではなく、理性を豊かにし、自らの生活信条にかなった生き方をするところにある

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学時代の友人に渡部昇一かぶれの男がいて、私も以下のような彼の著者(主に翻訳本)を読んだことがある。
.G.ハマトン『知的生活』下谷和幸共訳 講談社、1979年 のち学術文庫、三笠書房
ウエイン・W・ダイアー『自分の時代 80年代・知的独立の生涯構想』三笠書房 1980年 のち知的生き方文庫 ほか新版(以下も)
アレキシス・カレル『人間-この未知なるもの』三笠書房 1980年 のち度々新版、知的生き方文庫

さて、本書は20世紀英国小説の傑作の「二人の女の物語」でも有名なアーノルド・ベネットが書いた実用書。
こんな魅力的なフレーズが続く。
「朝、目覚める。すると不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている」
「《時間がある》ということは、実は毎日奇跡が起こっているようなものである」
「幸福とは肉体的、精神的快樂を得ることにあるのではなく、理性を豊かにし、自らの生活信条にかなった生き方をするところにある」
「自分の行動が自分の生活信条と一致していない人生というのは無意味な人生だ」
そして、具体的にこう提案する。
「まず、週3回の夜の90分を一週間の全時間の中で最も重要な時間になるようにしなければならない」
貧富に関係なく誰でも平等な24時間を、惰性で過ごす時間ではなく、将来自分を成長させる目的をもった90分として活用すれば、どんな使い方でも良い。何よりも大事なのは、とにかく始めること。

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2025年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

働いていること前提で書かれているため、フルタイム勤務や正社員の人向け。
ただ観点が面白く、私自身とは物事の捉え方が真逆でその点は参考になる。

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2024年04月13日

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