【感想・ネタバレ】江戸川乱歩短篇集のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年07月22日

昔から少年探偵団シリーズが好きだったのですが、この短編集は読みやすくて、かつ、驚き、うっとりし、げんなりし、恐ろしくなる、とてもいろいろな感情が味わえる、今読んでもおもしろい物語ばかりです。
この発想は本当にすごいなー。

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Posted by ブクログ 2018年12月24日

江戸川乱歩は短編が面白い

江戸川乱歩の小説は長編だと途中でだれてくるのですが、短編はどれもすっきりまとまっていてかなり熱中して読める印象です。

変態の変態による変態のための変態小説と呼ぶべきでしょうか。

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Posted by ブクログ 2014年03月27日

「屋根裏の散歩者」と「人間椅子」が有名らしく、後世にも様々な著作での引用がされているため、どのようなものか一度読んでみようと思った。
すぐに分かったことは、本格と言われる推理小説とは全く別物であること。これが探偵小説や怪奇小説というものだろうか。なんて雰囲気がおどろおどろしいのかと。トリックや細かな...続きを読む雑学などは全てこの雰囲気の為に用意されていると感じるほどに。
この中毒性が今も愛される所以であることは間違いない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月17日

『二銭銅貨』
強盗団の隠した5万円の行方。「私」が手に入れた2銭銅貨に興味を持った松村武。2銭銅貨に隠された暗号。発見された盗賊団の5万円。松村のいたずら。

『D坂の殺人事件』
明智小五郎シリーズ

D坂にある古本屋の主人の妻が殺害される。喫茶店からの目撃者、裏の目撃者からの証言で現場に出...続きを読む入りしたものがいない。妻の持つ全身の傷の秘密。ソバ屋の妻の身体の傷の秘密。

『心理試験』
明智小五郎シリーズ

大家の老婆の隠し持つ金を狙った藍屋。大家を殺害し大家の財布の金を半分盗み財布を拾ったと届け出た。翌日、大家殺害犯として逮捕された親友・斎藤。事件に疑問を持った判事・笠森の心理試験。心理試験の結果から犯人を推理する明智小五郎。

『白昼夢』
妻との喧嘩を演説する男。男のさらした人形を見た「私」恐怖。

『屋根裏の散歩者』
明智小五郎シリーズ

人生に退屈した男・郷田三郎。明智小五郎との出会いにより犯罪というもに興味を持つ。引っ越したアパートの屋根裏に侵入し人々の生活を覗き見るが・・。次第に起こる殺人への誘惑。

『人間椅子』
女性作家・圭子の元に届けられた一通の手紙。ある男の異常な欲望の体験。椅子の中での生活の物語。

『火星の運河』
暗い森に迷い込んだ男。脱出できない迷路。

『お勢登場』
寝たきりの格一郎。妻であるお勢は外に愛人をつくり家を空け好きに暮している。息子の友人たちとのかくれんぼ。長櫃の中に隠れた格一郎と帰宅したお勢。長櫃の中で死んだ格一郎とお勢の秘密。

『鏡地獄』
鏡を愛し鏡に取り付かれた男が発狂した。凹面鏡に隠された謎。

『木馬は廻る』
少女に恋したラッパ係の物語

『押絵と旅する男』
記者の中で出会った老人の持つ押絵。美しい少女と老人の押絵。老人が語り始めた押絵の中の2人の話。陵雲閣に通う男の兄と絵の中の少女の恋。押絵に隠された秘密。

『目羅博士の不思議な犯罪』
住んだものが自殺する不思議な部屋。向かいの部屋に住む目羅博士の犯罪。

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Posted by ブクログ 2012年07月20日

面白かった!少し気味の悪いお話が癖になってしまいそう。
乱歩の書く幻想小説が思いのほか好きでした。文章もとても読みやすかった。人間椅子良いです。

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Posted by ブクログ 2012年05月13日

友達に紹介されて、江戸川乱歩の本を手に取った。
推理小説は久しぶりに読んだが
グイグイと入り込める本は久しぶりだ。
人間の奇行、抜け出た想像力、明智のひとひねりある解読。
自分も主人公になって、犯罪をしているような気分になる。

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Posted by ブクログ 2016年05月10日

不気味だけど引き込まれる、怖くて面白い。やっぱり乱歩はいい!
「二銭銅貨」と「心理試験」「人間椅子」「目羅博士の不思議な犯罪」がお気に入り。時々作者の言い訳(?)が書かれてるのがちょっと笑えた。
明智小五郎の、トリック云々よりも心理的に犯人を追い詰めていくところが面白いなぁと思いました。昔児童書で少...続きを読む年探偵の話は読んだことがあるけど、また今読み返したくなりました。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

初!江戸川乱歩。
おもしろすぎてびっくりした。私の趣味にぴったりだ。ああなんでもっと早く手出さなかったんだろ。

二銭銅貨…暗号解読とかたまらなく好き。展開が素敵で引き込まれるー!オチが良い。
D坂の殺人事件…明智さん出てくるよ。最近こんな結末の事件があったような気が。
心理試験…文中に参考にされて...続きを読むる学者さんよりも独学でこんなに詳しい乱歩さんの方がすごい気が。
白昼夢…タイトルとあってる。読後感がもやもやー。
屋根裏の散歩者…乱歩さんが読者に話しかけるのが好き。これを読んでから陰獣を読むといいよ。
人間椅子…素晴らしい!もちろんアイデアもすごいんだけど、オチにもびっくり。
火星の運河…芥川龍之介の短編『素戔嗚尊』を何となく思い出した。
お勢登場…悪女ものは好きです。お勢さんのその後が書かれていないのが残念。
鏡地獄…テレビの企画で球体鏡やってたぞ? 鏡やらレンズが好きだことー。
木馬は廻る…ロリコンオッサンの話。
押絵と旅する男…もやもやー。
目羅博士の不思議な犯罪…おもしろい。ありえない話だけど引き込まれてしまうよね。

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Posted by ブクログ 2019年10月10日

この世界観は嫌いではない。探偵小説としては、やはり心理試験が秀逸。人間椅子は想像してたストーリーよりも面白かった。最後は想定外。偏執モノとしては鏡地獄だなぁ。実写では見たくない。

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Posted by ブクログ 2018年03月30日

初めて江戸川乱歩作品に触れたのは中学生になったばかりの時だったはず。少年探偵団シリーズだったのは確かだが。そこから幾星霜。すっかりお気に入りの作者である。
掲載されている12の作品のうち10が大正に書かれ、まあ読みにくさは多少あれど現代でも十分に楽しめる。明智小五郎が初めて登場した「D坂の殺人事件」...続きを読むでは非の打ち所のないきっちりした印象を彼の探偵に抱いていただめ、初見時に大層驚いたのは今でもよく覚えている。少年探偵団シリーズから入ったものとはして、いくつか収録してある明智探偵は読んでいて物足りなさはあるものの、変わらずの慧眼に犯人の突然突きつけられた絶望はコチラの想像以上の物なのでしょうね。

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Posted by ブクログ 2016年02月13日

屋根裏の散歩者が最高に面白かった。
心理試験は罪と罰を参考にしていると思ったが、それ以上に面白かった。
人間椅子の最後には唖然とさせる驚きも。
とにかく最高だった。

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Posted by ブクログ 2017年01月03日

変態的な発想の人間椅子から正統なミステリーである心理試験、狂った雰囲気の鏡地獄や火星の運河(後者は乱歩の釈明付き)など幅広く収録されている。どれもエロく感じてしまう。

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Posted by ブクログ 2014年09月29日

授業の課題として読んだのですが、非常に面白かったです。
江戸川乱歩を今まで読んだことがなかったので、これをきっかけに色々と読んでみたいと思いました。




大正末期、大震災直後の東京にひとりの異才が登場、卓抜な着想、緻密な構成、巧みな語り口で読者をひきこむ優れた短篇を次々と発表していった。日本文学...続きを読むに探偵小説の分野を開拓し普及させた江戸川乱歩(1894-1965)の、デビュー作「二銭銅貨」をはじめ「心理試験」「押絵と旅する男」など代表作12篇を収録。(BOOKデータベース)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年04月14日

岩波文庫の江戸川乱歩短篇集。その中から、二銭銅貨、D坂の殺人事件、心理試験、白昼夢、人間椅子を読んだ。いずれも、展開は違うのであるが、主人公の視線での見方や事件を見る周りの人間、それをつなぐ語り、落語を聞いているような感じで、味わいがある。
これらの作品が、大正12年から14年に発表されたというから...続きを読む驚きである。
現代のミステリーのような、いろんな仕掛けや派手さはないかもしれないが、一人の人間から出た行動や精神状態を描く、心理描写が面白い。
素晴らしい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月15日

「人間椅子」: よくこんな話、考えついたな!と思う。 

個々の物語の後についている注釈(言い訳)が面白いっ。江戸川乱歩の時代に生きていてこれらの作品の連載を読んでいたら、目新しさにすごくハマっただろうな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月25日

乱歩のデビュー作二銭銅貨から始まり、明智小五郎が活躍するD坂の殺人事件、心理試験、屋根裏の散歩者や、鏡を題材にした幻想的なお話まで多岐に渡って乱歩ワールドを楽しめます。
白昼夢、鏡地獄、押絵と旅する男、目羅博士の不思議な犯罪が面白かったです。
編集の千葉俊二さんの解説も興味深く、他の乱歩作品も読みた...続きを読むくなりました。

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Posted by ブクログ 2013年04月29日

はじめての乱歩の本。
なるほど確かに明智小五郎シリーズは面白い。

探偵小説の走りでもあるし、怪奇小説の走りでもあるし、
現代のエロ・グロにつながっているということが
よく分かる一冊だった。
閉じ込められた扉に引っかき傷の中に名前とか
今でも描かれることが多いと思う。

全部を書かずに余白を残し、読...続きを読む者の想像力を掻き立てる。
語り口が淡白だけど、うっかり、その様子を思い浮かべてみたら
うげぇ…!!!ってなることも。

しかし、文末に飄々と乱歩が、
「探偵小説じゃなくてごめんね。(テヘペロ)」
みたいなことが書いてあるのがお茶目だ。

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Posted by ブクログ 2012年11月16日

読みやすく淡々としながらも、不気味で面白かった。
人間椅子も鏡地獄も押絵も目羅博士もヤバかったけど、お勢さんの、ふと通り物が訪れたかんじがリアルで恐ッろしかった……。
追記で作者が言い訳してるのが面白すぎた(笑)木馬(笑)

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Posted by ブクログ 2015年06月02日

江戸川乱歩の初期短編集。
有名どころと明智ものと幻想小説。
子供に頃読んだ少年探偵団の「明智先生」とイメージ違う!!金田一っぽい。

締め切りに間に合わなかったからこれで我慢してね、とか、書いてるうちに探偵小説じゃないなにかになっちゃったよ、と、ゆるいんだかゆるくないんだかわからないのが混じっている...続きを読むのが面白い。
幻想小説や怪談といった趣のものが好きだ。

「心理試験」における心理学の使い方がまっとうで驚いた。
なんでも見抜く魔法じゃなくて、種も仕掛けもある手品。
いまだに人を好きに操る妖術かなにかだと勘違いしている人が多いと言うのに、大正期に書かれたこれは限界のある技術として正しく使っている。

「鏡地獄」は「オペラ座の怪人」を思い出す。

全体的に、怖さの質が怪談風。
世界への疑いに一度気づいてしまったら、きっかけとなった問題が解決しても元の無邪気な信頼は戻らない。
なんちゃって、冗談ですよ、と言われてもなお拭えない不気味さが残る。

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Posted by ブクログ 2010年10月02日

デビュー作二銭銅貨から、明智小五郎初登場のD坂の事件
短編すべてが推理小説なのかと思っていたのですが、幻想小説のほうがわりかしおおめですこししょっく
明智さんが出てくるたび気分が上がったけれどそれも3つだけ
推理物で有名なのに、なとか思って読み進め、人間椅子に当たった時おとされた
とても気味が悪くぞ...続きを読むっとする、現実離れしているのに妙にリアリティがある
このひとのほかの作品をもっと読みたくなるような、そんな短編集でした

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