【感想・ネタバレ】萩原朔太郎詩集のレビュー

あらすじ

「詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである」として、ひたすら感情の世界を彷徨しつづけた萩原朔太郎は、言葉そのもののいのちを把握した詩人として、日本の近代詩史上、無二の詩人であった。代表作「月に吠える」「青猫」等より創作年次順に編まれた本詩集は、その軌跡と特質をあますところなくつたえる。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の世は不思議なものですな。
そして、生きるということは
とてつもない迷路を延々と進み
続けることなのかもしれませんね。

ページを繰るごとに、繰るごとに
わが身に降りかかる、陰鬱、絶望。
何者にも包まれぬ人間は
絶望そのものかもしれませんね。

それはたとい、どんな題材でも
寂しさを覚えます。
だし、美しきをとめには
その陰鬱は少し和らぎます。

異性の存在はそのこころに
安らぎを与える…はずでしたが
離婚しているんですよね。
実は。

0
2017年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全部は読んでいないが、月に吠える 抄が1番印象に残った。その中でも「悲しい月夜」「雲雀の巣」が印象に残った。「さびしい空の月に向って遠白く吠えるふしあわせの犬よ」というフレーズが雰囲気が想像できて感慨深いなぁと思った。もしかしてライトノベル「千歳くんはラムネ瓶のなか」も、この作品に影響を受けているのかなと思った。だって主人公の名前が「朔」だし、月の描写も書かれていたりするから。勘違いだったらすいません笑

0
2020年12月22日

「小説」ランキング