あらすじ
三間坂という編集者と出会い、同じ怪談好きとして意気投合する作家の三津田。その縁で彼の実家の蔵から発見された「家」に関するいくつかの記述を読むことになる。だが、その五つの幽霊屋敷話は、人物、時代、内容などバラバラなはずなのに、奇妙な共通点が……。しかも、この話を読んだ者の「家」には、それが訪れるかもしれないらしい。最凶の「幽霊屋敷」怪談登場!
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Posted by ブクログ
異次元屋敷がめちゃくちゃ怖かった…
追われる系は本当にやばい、臨場感えげつなくてホラー耐性しっかりあるはずのこの私が怖くて絶望しながら読んだ。
終章でなんだか切なくなったけど全体的に気持ち悪くて怖かった。気味悪い。
Posted by ブクログ
文章が怖い!と今回はとてつもなく思いました。特に異世界屋敷の少年視点の章があまりにも怖すぎる!とんでもねぇバケモンに追いかけられたかと思ったら屋敷もおかしくってさあ!いや、まじで怖すぎました。文章で怖いとはあまり思わないのですが、追いかけられる怖さがずっと続き迫り来る描写と追いつかれた!というシーン、発狂する少年。流石に怖かったです。
解決しないホラーというのがあまり好きではないので終わり方は好きじゃないんですが、今回はとりあえず怖い文章を読みたい人にオススメしたいですね。実はほんとに少年は追いつかれて死んでたってのも含めて怖すぎますね。
家(土地)に連鎖して怖いことが起きるってのは残穢と似た感じだなーとよぎりましたが、化け物も長い間ご苦労さまですね。
Posted by ブクログ
ホラー短編と幕間の推理、プロファイリングパートでモキュメンタリーホラー、ミステリー小説としても楽しめた。
所謂自己責任系ホラーな分類かな?人によってはトラウマになりかねないシーンがあります。
本書を読んでて物音がしたら、本を閉じて、音が止むまで待ちましょう。決して音の原因を探りに行こうとしてはダメなんです。認識しなければ、いないのと一緒なんですから‥
Posted by ブクログ
これはなかなか面白い作品だった。
まず、架空の世界の出来事なのかそれとも作者の三津田信三先生の現実で起こった話なのかがわからない。随所に出てくる作品名が三津田先生の実際の作品であるし出版社だからだ。たまに本当に起きた話なのかわからなくなる時がある。
話は5つ話を読み、三津田先生と三間坂という人物が5つの怪談について共通点を見出すために検討をする。もっとも5つの話はどれも不気味で怪奇現象が起きたりとホラー満載だ。そして、5つの話が全て終わった後の三津田先生は驚くべき共通点を見つけた。それは全て同じ場所での出来事だというのだ。建物は取り壊されてもその土地には霊が居続けているというのだ。
最後の解説が大島てるが執筆している。事故物件といえども建物取り壊せば済むというものではないかもしれない。
おっと、この辺にしよう。感想を書いていたら家鳴りがした。
Posted by ブクログ
読む前の方がビビり散らかしてたかも。読むと体調が悪くなるだの、読んでる最中に奇妙な物音がしたら本書を閉じてくれ…だとか。三津田信三が体験した実話なのでは?と思わせる作風は見事。5つの怪談も怖いし、幕間にて話も整理してくれるから親切で肝が冷える本だ。ただ終章で怪異の真相についてはちょっとこじつけ感がある。それでも家で1人で読むのは無理だったので人がいるところで読み終えました。続編もあるみたいなんで期待。
Posted by ブクログ
怪談自体はとても怖い&面白いで大満足。
最後の考察パートは合う合わないがある。
完全にオチが欲しい人には向かないかもしれないがこれはこれでリアルでいい。
Posted by ブクログ
パッと読んだ感じ似ていないのに、何故か似ている気がするという「向こうから来る」「異次元屋敷」2話。
似ている気がするを追求していく内に更に3話、妙に似ている話がみつかる
キヨちゃん、屋根で踊る老婆、怪音、消える子ども、格子、割れ女、狂女
これがどう繋がっていくのかドキドキしながら読み進めた
ジワジワと不気味さが迫ってくるような本だった
三間坂さんは何があって深追いするのをやめたんだろう
Posted by ブクログ
小説というよりフェイクモキュメンタリーに近い作品だった。
近畿地方のある場所について等が好きな人なら間違いなく好きな1作だと思う。
まず一つ一つのエピソードが階段としての怖さ、不気味さがある。
それだけでかなり満足感があるし、登場人物や文書がフェイクモキュメンタリーとしてのクオリティの高さを感じさせる。
伏線回収という点に関してはそこまでの裏切られた感や驚きはないけれど、うまくまとまっている。
Posted by ブクログ
面白かったです
特に設定が面白く、結末こそ劇的ではないものの全体的に質の高い恐怖を提供してくれたと思います。ホラーにしては珍しく人が死なないのもあり読後感も結構良かったです。
Posted by ブクログ
正直かなり怖かった。
5つの怪談話のオチは想像を見事に裏切られた。
まさか別々な場所で起きていたと思われる怪異が全部同じ場所で起きていたとは。
結局世智の父親は御山の神様なのか?
怪異の元凶とも言える亀代子の神隠しについては、はっきりとした結論が出ておらず、モヤモヤが残るので星-1。
Posted by ブクログ
ここ数ヶ月また読書出来ないムーブだったので、これも簡単な感想で。
年代の異なる様々な怪談を集めていたら、じつはある土地にまつわる怪異だったことがわかる。それが三津田さんと怪談仲間の三間坂さんにも影響し始めて、これはマズいと思った三津田さんがこれ以上深掘るのは止めようと三間坂さんを止める。
こういう現実(読者側)に障る(ように思わせる)ホラー小説って三津田さんが第一人者なのだろうか?彼の作品を読むと背筋、芦花公園、澤村伊智……彼らの作品の型を確立したような気がしてならない。
続く二冊読むかどうか迷ってる。その前に積読本がたくさんあり過ぎる(汗。
Posted by ブクログ
ホラーミステリー小説。
一見、バラバラに見える5つの怪異に感じる奇妙な共通点を推理し怪異の原因を解き明かしていくミステリー。
怪異に繋がっている謎を解き明かしていくのだが、一つ一つの怪異も読み応えがある。怪談好きとして、確かに似たような怪談話を聞く事があるが、それが全て同じ元凶から起こっているとすれば恐ろしさは増幅するだろう。