あらすじ
あと一本前に乗ってたら―― 胸にじんわり。電車から始まる人生の謎。通勤電車は謎と奇跡を乗せて――父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人――それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして……。あたたかな涙と希望が湧いてくる、傑作ミステリー!
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Posted by ブクログ
満員電車が事故にあい運転停止。その時に起きる様々な人々の出来事。
旦那が女装好きとか、何故かスカートを履いてた男性を探すとか。不思議だ。
でも私この作家好きかも。
Posted by ブクログ
ネタバレかもしれません
終電イコール人身事故だったので、いい話なのに少し重たい気分で読んでました。最後の方は感動話でよかったけど、終電と関係なくなった。
Posted by ブクログ
駅での人身事故の影響で電車が緊急停止してしまう。その駅や電車に居合わせた7人が描かれる7章からなる短編集。
終電の神様というタイトルから軽めの柔らかい感じのお話かなと思いきや、結構重ためで深い話もあって色々考えさせられました。沢山の人が利用する電車だけど、そこにはそれぞれ色々なものを抱えた人達がいるんだよね。
私はブレークポイント、閉じない鋏、ホームドアが特によかったかなと思いました。
人身事故なんて悲しいことなくなってほしいね( ´・ω・`)