【感想・ネタバレ】恐怖箱 常闇百物語のレビュー

あらすじ

日常崩壊。あの世に触れた恐怖の瞬間!
怪奇のドミノが雪崩れ込む、百の実話怪談!

この世には未知の領域がある。あり得ない事、説明のつかぬ事がなぜか起きる。それは不思議であり、恐怖であり、それを覗き見ることは禁忌を犯すような興奮がある。だから実話怪談を読むのは小さな冒険なのだ。ページを繰ったその瞬間から、ロマンと危険を孕んだ航海は始まっている…。成人すると集落を出ねばならぬ村の秘密…「赤紙」、両親を亡くした少女が持っていた重箱の中身…「家族写真」、シェアハウスの怪…「五人目」、とある場所で目撃した火の玉とは…「墜ち火」ほか、非日常を覗く全100話!

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Posted by ブクログ

毎年夏になると買うシリーズの1つである。実話風の書体と風変わりな登場人物、不思議で怖い現象の数々。このシリーズがお気に入りの理由である
1つ1つの話は短く、長くても4ページほど。文体はくだけていて、多少は難解な語句があるものの読みやすいので初心者にオススメである

今作は特筆するような話は見当たらないが、後ろの方にカツラに関する話がいくつかあり、作者の意図かと笑ってしまった

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2017年08月14日

Posted by ブクログ

怖い話より、少し笑える話が多かった。金縛りを筋力で剥がしてしまうボディービルダーの話、幽霊を下着泥と勘違いして窓の外に投げ飛ばす女の人の話など、生きている人間の方が強いなぁ、としみじみ。

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2020年09月21日

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