あらすじ
バチカン美術館の絵画の前にマリア様が現れて預言をするらしい――新たに取り組むことになった奇跡調査の内容に拍子抜けする平賀とロベルト。だが預言の噂はやがて、世界を混乱に陥れる事態となり……!?
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ミステリ色強くて面白かった!
短編からのミスリードに見事引っかかりました(笑)
まさか本編に独房の探偵のメンバーが出て来るとは思わず嬉しかったです。が、今回も奇跡調査!って感じではなかったな。ミステリ好きとしては楽しめたけど、蘊蓄も少ないのでそこは少し物足りないかもしれない。あとバチカン2人組は殆ど出てこないので逆にそこに驚いた(笑)本編だしもっと活躍して欲しかったな。
情報化社会という身近な問題がテーマだったのでその点は興味深く読めました。感情の問題とか特に。
あらすじの「新展開」の文字に割と期待してたけどそこまで進まなかった(笑)ローレンの真相ってこれもう分かっていたような……名文化してはいなかったけども。
ローレン、早く会いたいよ!
Posted by ブクログ
ほぼフィオナがメインの回でした。
ところどころで出てくる平賀とロベルトで、あぁ短編じゃなかったと思い出すほど。
ぼくっこが気になってたフィオナですが、でもフィオナの思考や行動は面白い。。。悔しいけど面白くて好きなキャラになってしまう。
ストーリーはフィオナがメインだからか、今までとは少しテイストが違うものですが、身近に感じる事件でした。
ローレンが気になって仕方がない。
主人公はフィオナとアメデオ
この二人が主人公ですよね。
短編集の登場人物でしかなかった独房の探偵のフィオナとアメデオの二人がついに本編に合流して、これからの物語に期待が膨らみます。
でも、脱獄したローレン(フィオナ曰く「必要があったから脱獄した」)の動向はよくわからないので星四つ。
最初は何時ものように物語が進んでいき、途中、フィオナとアメデオの事件に話が切り替わり、ロベルトや平賀がいないので、いつもの二人の知識披露という名のうんちくは消失。
そのせいか読みやすく大好きなローレンにかかわりのある二人の話が面白くて読み進むうちに三分の二までページが進み…、ふと気が付くと「あれ、いつまでも平賀達出てこないなーっ」て思っているうちにエピローグになり…、「エピローグなのにフィオナがまだしゃべっている?」
そんなお話です。
もちろん、途中で、ちょいちょいと平賀とロベルトは登場してきます。
しかし、二人のお仕事といえば…平賀は、奇跡が起こるはずの瞬間をこの目で見ようと椅子から動かず、ロベルトはそんな平賀のためにせっせと自宅に戻り朝食と昼食を手作りして運ぶという…。
安定した平賀とロベルトがそこにありました。
そして、またフィオナとアメデオに視点が切り替わり…といった具合です。
あ、そうそう、表紙の女性はフィオナです。
過去と現代が合流するシーン。
自分はすぐに理解したけど、分からない人は最初は混乱するかもね。
今のフィオナはローレンが脱獄しても精神を病むことはなく、「マスターが必要だと思ったからそうした」と納得していることに強さを感じました。
それに、あの場所に二人が来たということは、おそらくローレンは平賀たちよりもアメデオとフィオナに現在進行形で連絡を送り続けているということだしねぇ。
この物語が次回の物語の布石になってるのかなぁ。
読み終えたばかりだけど早く続きが読みたいです。
Posted by ブクログ
最初は普通に読み始めたんだけど、途中からは???の連続で、平賀は?ロベルトは?どこで話は繋がるのかわからん〜ってなってるうちに、ローレンが名前だけ出てきたけど、やっぱりわからなくて……
最後の最後でようやく過去の話であることがわかって、話の流れが掴めた。
今までで一番理解が難しかったかも?
このフィオナたちは今後も登場するような気がする。
Posted by ブクログ
再登場のフィオナさんと、平賀&ロベルトコンビの邂逅が嬉しい今作。双方が関わる事件は交互に語られ、あたかも並行して起きているように思えますが、実は時代が違っていた、というのは、シリーズの既存作にはなかった新しい試みですね。
とは言え、今回のトリックは、またなんとも……「ラリって飛んじゃう」とか、このシリーズではお馴染みとはいえ、なんだかなぁという印象。終盤で長々と解説される真相にも少々疲れました;
Posted by ブクログ
妹より。
読み始めたら、一気読み。後悔はしてないけど、時間軸が分からなくなり....フェイクニュースだったのね。
意味不明なものに踊らされている気分になったよ。
Posted by ブクログ
今回の舞台は、バチカン美術館。そのために海外の辺境の地での描写が全くなく、その点がちょっと残念。
肝心の奇跡はただのネットのデマってそんだけかーいって感じ。ツイッターなどのSNSが普及している現在では現実の奇跡か編集動画かの区別することは難しく、また、多くの人が見てしまうと現実のものと錯覚してしまう危険性があるというのは伝わった。他の関連した事件も、動機や関連性がちょっと微妙だった。
裏表紙で唄っているローレン失踪の真相も2、3行書いてあるだけで全然進んでないのもイマイチだった。
Posted by ブクログ
【ネタバレあり】
バチカン奇跡調査官13。
ここで独房の探偵シリーズと繋がった。フィオナは僕っこ不思議ちゃんで好きです。しかしこの人一体何歳なんだ…??
今回は平賀とロベルトはあまり出てこなくて、ほぼフィオナがメインでした。同時系列で進行していると思いきや過去の事件だったっていう叙述トリック?になるのかな。オカルト事件は面白かったけど、終盤ちょっと駆け足だった。奇跡の真相もあっけなく…平賀とロベルトはお疲れさまでしたとしか…。フェイクニュースに踊らされて集団発狂って実際にありそうで怖い。
もはやジュリアの影が遠すぎて、世界システムってなんだったっけ状態です。ジュリアもっと頑張れ。
Posted by ブクログ
面白く読んだけど。
うーん。なんだろ、いつもと違って、奇跡審査はあんまり関係ないし、なんか違う感じ。
全体としても、過去におこった話がメインだし、なんだかなーーーって感じ。