あらすじ
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい――。世間と自身の生き方との大きな隔たりに苦しんだ漱石。彼の残した言葉には、類稀な経験に育まれた深い叡智が込められている。漱石研究の第一人者・石原千秋が25作品から413の言葉を厳選、章末解説でそれらを鮮やかに読み解く。困難な時代を懸命に生き抜く私達迷える子(ストレイシープ)に寄り添う決定版名言集。
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Posted by ブクログ
夏目漱石が好きなので。
ジャンルごとに作品から文を抜粋。男女系が多い。
覚えている文があると高校時代を思い出す。「三四郎」の感想文で「なんで最後に迷い羊と言ったのか分からなかった」と書いたら、国語の先生に「もっと大人になったら読んでみれば?」と書かれたので読もうと思う。
解説を読むと「そういうことだったのか!」とぼんやりしていたものがはっきりする。
「それから」が気になったので読みたい。
Posted by ブクログ
単なる抜粋集なわけだが、成功していると思う。石原先生によれば、「漱石は「女の謎」を書き続けた作家である」。ていうか、石原先生流の『恋愛のディスクール』なのね。「ここのところ、読めますか?」みたいな。トイレとかに置いとくのがよい。