あらすじ
「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクター・嬉野雅道氏が綴る、珠玉のエッセイ第2弾! 読めば、人生観が変わる! ……かも、ですよ~。奥さん、必見! “うれしーミニグラビア”も収録です。
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嬉野珈琲店を始めることになったきっかけや、 嬉野さんのバイク好きな奥さんの話等…今まで知らなかった嬉野さんの一部が知れて面白かった。 うれしーの奥さんに会って、バイク人生
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あーーうれしーに2冊めでも泣かされてしまった…
前半の数話はそれでも「相変わらず読みやすいなあ、エピソードの繋げ方が上手いなあ」くらいでするする読んでたんですが、
8話めの水泳の話でやられました。
あとはもう降参しっぱなし。
客観視を意識したエッセイは小説の味わいがあるなあ…
ほよーんとしたメガネのあひるくち中年オジサマ、卑怯なり。
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水曜どうでしょう、うれしーのエッセイ。どうでしょう秘話もアリ、グラビアも!?アリ
2年前嬉野さんが初めて書いたエッセイのタイトルは「ひらあやまり」。そして、2年経って書き上げた本が「ぬかよろこび」実に報われないタイトル展開ですが、全然悲壮ではなく。むしろかなりほっこりです。
嬉野雅道さんは、水曜どうでしょうのカメラマン。北海道のテレビ局の人です。そんな彼がエッセイ、しかも2冊目ですよ。フレーズの方に取り上げたのは、視聴者に心を開かせる番組を作る、コツ。水曜どうでしょう好きの人は熱烈。だからいわゆるどうバカだけが嬉野雅道に心惹かれるか、というとそうでもない。内容は思いの外人生の真理で、幸福に生きるための秘訣だったりもして・・・
手にとって、ぬかよろこび、させない一冊です。
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水曜どうでしょうのカメラ担当ディレクターである嬉野さんのエッセイ。淡々とした文章の中に、ユーモアや笑いがあって、読みやすいけど深い味のある内容だった。後半の奥さんとの話、恩人の話が特に印象的。
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『ハナタレナックス』の放送日だってことをすっかり忘れていたのに、このタイミングで読んでいました。
なんという偶然。
うれし―の文章がすごく好きです。
けっして力がこもった文章ではないのに、何か悩みがあった時などにその文章を読めば、そっと背中を押してもらえる。
意固地になっているときにその文章を読めば、「本当にそれでいいの?」と顔を覗き込むように確認してくる。
そんな文章です。
いや、基本脱力なんですけども。
萩本欽一さんと会った時のこと
“欽ちゃんはね、
「テレビは、勇気だよ」
って、あの晩、言ってました。(中略)
「でも、勇気は一人じゃ持てないんだよ。勇気はさ、「やればいいよ」ってあとを押してくれる人がいるから持てるんだよ。勇気はさ、勇気をくれる人がいるから持てるんだよ」”
18歳から7年間の長きにわたって鬱状態であったといううれし―。
“結局、人間は、どこかで他人が怖いのだ。おそらく他人の無慈悲が怖いのだ。その無慈悲が怖いのは自分の中にもある他人に対する無慈悲な目に自分で気づいているからではないだろうか。”
“転んだら、何かをつかんでから起き上がる。他人には負けていい、でも、自分には負けない。そうやって自分の人生のルールを自分でつくる。それが楽しく生きる極意だと、私は信じています。”
“それでも、寂しかったり、哀しかったりする気持ちの底には、昔そこに幸せだった時間があったという、儚い事実がある。”
明日が続いていく限りは、生きていかねばならないのだねえ。
Posted by ブクログ
水曜どうでしょうでおなじみの嬉野さんの本。エッセイ集なんだけど、ものすごく良い話と、ものすごくどうでも良い話が重なり合ってる不思議な本。全て良い話にしてしまうと説教くさくなってしまうので、適宜混ぜているとは思うんだけども、玉石混淆感がなんとも言えず良い味になってる。水曜どうでしょうが面白いのは、この人の影響力も大きいんだな、と改めて感じた。書いて有ることはうなずける内容が多く、参考にしたい事も多かった。久しぶりに妙な本を読んだなーという印象w
Posted by ブクログ
大好きな北海道ローカル番組『水曜どうでしょう』のカメラ担当ディレクター、嬉野氏。
テレビでの仕事はカメラワークなので画面に出てくることはまず無い。
一体どんな人物なのか…と気になっていたのです。
嬉野氏の頭の中をほんのちょっと覗けました。
エッセイとしては、作家のようにそれを本職としている方々のような文章のような、決してスマートさはありませんが、何だか人柄がじんわりと滲み出ています。
人気番組に携わっている人って、普通っぽさも勿論持っているのだろうけど、モノの見方、目線というか、捉え方が常人とは違うのだ、少なくとも私なら追求せずスルーしてしまうことにも引っかかりを持つものなのかも知れないと思いました。