【感想・ネタバレ】デザインのための数学のレビュー

あらすじ

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※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。

「かたち」のなかに隠れる比率と規則性をヒントに、「デザイン」効果を自由に操ろう!
デザインの創造と表現には、いろんな情報の中からアイデアをめぐってくる感性が大切である。しかし「デザイン」効果における数学的知識をもっているとさらに便利だ。本書は、図形(かたち)をもとに比率・シンメトリー・規則性・変形などの数学的な側面を紹介しているので建築、模様、工業製品、キャラクターづくりなどで、イメージどおりのデザイン効果を得ることができる。随所に課題があったり、最終章には作り方を紹介していたりと実践的に「デザイン」を作成してみることができる。

序章 デザインは、自然が一番美しい
第1章 美しいバランスの黄金比
第2章 らせんとデザイン
第3章 規則性のデザイン
第4章 白銀比とキャラクター
第5章 美術品と比率
第6章 比率と加工
第7章 かたちと設計
第8章 シンメトリーのデザイン
第9章 パターンの見つけ方
第10章 動きのデザイン
第11章 繰り返し模様のデザイン
第12章 いろいろな作品の作り方

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Posted by ブクログ

借りたもの。
デザインを数学の視点から考える入門的な本。
漠然と感じていた傾向を論理的に補完してくれる。
黄金比、白銀比の洋の東西で異なる嗜好への言及、パターンやフラクタルなどのシンメトリー構造から、カオス理論のデザインについてまで。
後半には具体的な実践、パターンの描き方も紹介。

「神は永遠に幾何学する」はプラトン、
「弦の響きには幾何学があり、天空の配置には音楽がある」とはピタゴラスの言葉だった。
デザインは自然の中に存在する法則性だ。それはヴィジュアルに限らず、音楽にも関わる。

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2014年08月20日

Posted by ブクログ

フィボナッチ数、黄金比、対称などデザインを語る上で言われるトピックをわかりやすく紹介した良書。
本当に数学苦手な人でもわかるようにできていてとても感心した。

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2012年06月18日

Posted by ブクログ

数学的な式で理論を説明した箇所もいくつかありましたが、
注釈の通り読み飛ばしても問題はなかった。
ついよみとばしてしまいました。
デザインのための、というより、デザインを数学でという感じ。
黄金比、白銀比、等差・等比数列でのものの配置、などなど。
うんうんとうなるより、さらっと読めるタイプの本でした

[メモ]
黄金比、白銀比などの話
→絵を描く上で参考になりそう
→キャラクターの輪郭、大人びて見せる、こどものように見せる。の参考
→構図としてこれらを意識してみてはどうか。
→写真の被写体を黄金比を意識する
→A4.B4と言ったサイズは白銀比

エッシャー風繰り返し模様
→凹凸がある絵をPhotoshopで繰り返し模様作るにはどうしたらいいか気になった。
→作り方は理解できた。やってみたい。

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2019年04月14日

Posted by ブクログ

以前、ものづくりに動植物のしくみを応用する話を読んだことがあるが、本書ではデザインへの自然の形の応用についても紹介されている。
個別の感想としては、黄金比デザインは万能(万人に好まれる)ではない、というのは意外だった。白銀比のキャラクターがキティをはじめとして人気だとか。
対称性やフラクタルなどのシンメトリー、流体のカオスなどのデザインへの応用の話は面白かった。

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2012年09月11日

Posted by ブクログ

超入門編。
わかりやすかったです。
ただ「美しい」という言葉が連呼されていることに
反発を覚えました。
なぜ美しいと感じるのか、が全く論じられていない。
万華鏡を例にあげ
「反復するだけで美しくなる」というのは、
少し乱暴ではないかと感じました。

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2012年03月18日

Posted by ブクログ

デザインと数学に関係する事柄を紹介する本。本書は、黄金比、白銀比、フラクタル等が、自然や芸術品とどう関係するかを説明している。

気になったのは、日本人は、白銀比、1:1、黄金比の順に好きなのではってこと(キャラとか縦横比とかからしても)
 ※ そのことを調査した事例が少ないため、要注意なネタでもあ

理系出身のためか、割と知っている内容が多かったため、物足りない印象は拭えなかったけど、この本のターゲットが美術系だと思うので、そっちの人にはためになると思う。

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2011年08月13日

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