あらすじ
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バージョン管理ツールgitの実践的な解説書
git(ギット)は、オープンソースな分散型のバージョン管理ツールであり、ここ数年で急速にユーザを増やしている。本書は、gitの実践的な解説書である“Pragmatic Version Control Using Git”の日本語版で、ユーザにとって必要な知識を簡潔に解説している。
第I部 分散管理の世界へようこそ
第1章 Git流バージョン管理入門
第2章 Gitのセットアップ
第3章 最初のプロジェクトを作る
第II部 日々のGit
第4章 追加とコミット:Gitの基本
第5章 ブランチを理解して使う
第6章 Gitの履歴を使った作業
第7章 リモートリポジトリを使った作業
第8章 リポジトリを整理する
第9章 基礎を越えて
第III部 管理
第10章 Gitへの移行
第11章 GitosisでGitサーバを動かす
第IV部 付録
付録A Gitコマンドリファレンス
付録B その他のリソースとツール
付録C 参考文献
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
分散型バージョン管理システムGitの入門本。
話の流れに沿って機能を解説しているのでわかりやすい。
巻末には付録としてGitマコンドリファレンスが載っていて手元においておきたい。
他のバージョン管理システムとの違いや移行方法についても載っているのでGitに乗り換えようかなという人にも良いと思う。
Posted by ブクログ
Gitについて多少知っているが、基本的な知識を得たい方にはおススメ。
原書は2009年とやや古いですが、普通に使用するのに必要な情報は網羅されているかと思います。訳も読みやすかったです。
もし、Gitについて全く知らないという方にはちょっと図や説明が足りないかなというところもあり、別を当たったほうがよいかもしれません。
また、GitHubやGitLab、ツール類についてはほとんど載っていないためそこは注意が必要。gitコマンドによる操作が主なのでコマンドに抵抗がない方向けです。
個人的には満足なので★4つ。
Posted by ブクログ
分散バージョン管理システムGitの入門書。最初から読んで行けば、Gitを使う上での一通りをマスターすることができる。
チュートリアル形式で説明しているので、実際に手元で試しながら読むことで実践的に学ぶことができる。チュートリアルで取り扱うリポジトリは各章のものがGitHubで公開されているので、途中から読む場合にも困らない。
この一冊ですべてを網羅というわけにはいかないが、ウェブ上の情報で補完すれば、通常の利用には必要十分な内容となっている。
こうした本は、大体最初の方だけ読んで、あとは拾い読みとリファレンスとして必要なときに読む感じになる。この本も以前に途中まで読んで、そうなっていたのだが、今回訳あって最初から読み直したところ、意外に後半にも有用な情報が多かった。
Posted by ブクログ
Subversionもすごいと思ったが、gitはどうもそれ以上な感じだ。ブランチの管理がしやすくなるというのが、特に目を引いた。これからは、やはりgitなのかな。
Posted by ブクログ
Gitに関する入門書。
もっと簡潔にGitについて知りたい人はこの本じゃなくても良いだろう。
あと、索引がイケてなくて、自分が欲しい内容を探し当てるのにも時間がかかるため、別途ポケットリファレンスを買ったほうが良い。
Posted by ブクログ
ひと通り読み終えれば、とりあえず subversion でやっていたことはできるようになる。まさに入門。git を深入りしたいなら足りない。
すぐ読み終わる量で頻度の高い操作がまとまっており楽しく気軽に読める
Posted by ブクログ
バージョン管理システムgitをはじめて利用する人向けの解説書。
気さくな語り口で読みやすいし、ある程度ストーリー立ててgitの使い方を説明しているので理解しやすい。
内容もgitのインストールからリモートリポジトリの立ち上げまでの一通りの活用はカバーできているのでありがたい。
また、私は使ったことがないがSubversionなど別のバージョン管理システムの利用者へのフォローも随所に見られる。
難点は図を使った解説が少し簡素なところと若干画面の表示例などを端折っている部分がある点。最も大きく躓くことはなかったので問題はなかった。
gitへの入り口として適す一冊。
Posted by ブクログ
Git初心者本だけどリポジトリ管理初心者にも良い本だと思う。
今からSVNやCVSを使おうとしている人は絶対にGitにするべき。
そんなGitの素晴らしい機能をSVNやCVS経験者以外にもわかるような内容で説明されていてとてもわかりやすかった。
基本的に実際にリポジトリを利用する場合に、日々必要となるコマンドを説明と一緒に実行しながら学んでいく流れになっています。
SVN等とは違ってローカル環境でほとんどのコマンドが実行できてしまうので、ホスティングサービスなどを利用しなくても気軽にコマンドを実践することができます。
文章構成や章構成もとても読みやすくスラスラ読み進めることができました。
私は、一応コマンドでのSVN操作は理解していましたが、eclipse等でGUIに任せていたので、改めて仕組みの部分に触れられてとてもいい刺激になりました。
Posted by ブクログ
Gitを使おうと思ったときに最初に読み始めるべき本。
Gitを全く知らない人でも読みやすい内容・量。多くのサンプルコマンドが記述されてるため、実際に手を動かしてGitの動作を理解しながら読み進めていくことができる。
だが、リモートリポジトリやより高度な使い方はこの本だけでは足りない。特にリモートリポジトリについては、説明があるものの、内容が薄く、他の章よりもわかりにくい。
しかし、この本を読めばGitに関する基本的な用語や使用方法が身につくため、ネットからGitの情報を得ることも楽になるだろう。Gitを使ってみたいと考える人には是非おすすめしたい一冊である。
Posted by ブクログ
簡単な方の入門git。評判通りわかりやすかった。
gitどころかsvnとかバージョン管理ソフト自体よくわかってないあたしでも、その概要や便利なところ、日々どんなふうに使うのかが理解できた気がする。
チュートリアル形式で進めてる。手を動かしながら勉強する感じ。電車で読んだから手は動かしてないけど。
これからheroku(RubyのPaaSね)で遊んでみようかと思ってるのだけど、サーバへのファイル送信がgitなので、場面場面でお世話になると思う。
Posted by ブクログ
GitHubでソーシャルコーディングしてみたくなって読んだ。GitHub使うのならこれ一冊で十分。
Gitは小さい単位で気軽にコミットやブランチができるのが良い。リモートとの同期時以外はネットにつながってる必要ないし、通信がないから処理が速いしで、きめ細かく管理できる。Subversionを使ってたときは、コミットが即公開だったで慎重だったし、通信で待たされるしで、それと比べるとちょっと複雑になったけどそれを補って余りある利便性。
あと、Gitはファイルでなくコンテンツを管理するから、リファクタリングのような、コード片が移動したりファイルが分裂したりする作業と相性が良さそう。
Posted by ブクログ
この本を読めば、基本的なgitの使い方が分かるようになる。
読みやすいしページ数も多くないので、gitについて興味がある人は一度読んでみるとよいと思う。
Posted by ブクログ
日々のgitの使い方を見直したいということで手に取った書籍です。
とりあえず動けば問題ないから、こういう風に動くのねと視座を一段高める際に参考になりました。
全11章中、6章分を日々のGitと銘打ち説明を記載しています。
英語のドキュメンテーションに抵抗がある場合はこの書籍で概要を掴んでから読むと頭の中の翻訳が咀嚼できるようになると思います。
特に、SVNからの移行についても言及されていたりするので、移行を考えている人は参考になると思いました。
Posted by ブクログ
タイトルの通り、gitの入門時に読む技術書という感じ。
基本的な概念やコマンドを理解するには問題ないが、ブランチ設計など実践運用を行う上では、より上位の技術書が必要。
ネットでも事足りるかも。
Posted by ブクログ
以前SVNで仕事をしていた経験があるものの、gitは使ったことがないので、勉強のために購入。
最初のとっかかりの練習には参考になりました。
しかし途中からはWebで検索した方が、その時やりたいことが日本語でドンピシャなものが出てくるので、あまり使わなくなりました。
Web(主にQiita)だと、コマンドの意味が書かれていないことも多いので、コマンドの意味に立ち返る場合に手に取るという使い方をしています。
手元に置いておいてもいい、ということで星3つです。
Posted by ブクログ
『GitHub実践入門』だけではgit自体の奥深さに触れることができていない気がして、とりあえず薄い入門本に手を出してみた。
読んでみた結果、gitはかゆいところに手が届くコマンドが多数あり、非常に賢いツールである上に、日常の操作をする上では、ほんとに基本的なコマンドだけでその恩恵を預かることができるということがわかった。
ただ、補助的にWebで調べていたときに必ずといっていいほど出くわしたgitの公式サイトの方がわかり易くて具体的な例が豊富な気がするのは初心者故か。。
Posted by ブクログ
Git の初歩の初歩、と言った感じの本。平易な文章で読みやすく、実際に手を動かしながら読むと理解が深まる。
基本操作はできるようになるが、様々なオプションの使い方や Git の思想などはこの本ではカバーされないので、さらに他の本で理解を深める必要がある。
Posted by ブクログ
gitが本格的に普及し始める前の書籍のため現在出版されている他の書籍の方が分かりやすいだろう。購入当時は日本語の書籍がこの書籍を含めて2冊しかなかったため選択肢がなかった。
Posted by ブクログ
「gitで一通りこんなことが出来ます。」ということが学べる本。網羅性はあまり無いが、基礎的な機能について実際に事例をあげながら説明している点は分かり易い。
ただし、図が少なく文字ばかりのため、各機能の概念を正しく理解するには少し心許ない。例えば、revertとresetの違いなどがこの本の説明では非常に分かりづらい。入門レベルの書籍なので、各機能の概念的な説明は図をまじえて説明があった方がより良いだろうと思う。
ただ、この本を一通り読んでから腑に落ちないところを調べると、全くの丸腰でweb上のレファレンスを調べるよりも遥かに理解出来ている自分に気付くことになる。けして手放しで分かり易い本では無いけど、まあまあ最初の1冊としては悪くは無いかな、という感じ。
ただし、「入門」ってなってるけど、後半2,3割ぐらいは入門レベルで扱う話ではないので飛ばしてしまってOK。