【感想・ネタバレ】一生、同じ会社で働きますか?のレビュー

あらすじ

「仕事にやりがいを感じない」「でも失敗したくない」そんな悩みに答える究極のメソッド!

終身雇用がくずれつつあるいま、「転職」はビジネスマン必須のスキルです。逆に転職しないと決め込んでるほうがリスクです。

とはいえ、長年働いた会社を退職するのは勇気がいります。そこで12回転職した「金融のプロ」山崎元が、経験に基づき最も合理的な「転職の考え方」アドバイスします。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容紹介
「やりがいを感じない」「でも失敗したくない」そんな悩みに答える究極のメソッド!
近年、大企業の不正会計や過労による自殺など、日本の大企業が抱える闇が表面化してきています。
一方、インターネットをはじめとしたテクノロジーの発達は早く、新しいビジネスモデルが次から次へと生まれてきており、世の中には様々な業種、仕事が存在しています。
昔に比べて転職することははるかに簡単になりました。自分の環境にあわなかったら転職することは可能だし、やりたいことがあったらチャレンジするべき時代ともいえます。

終身雇用がくずれつつあるいま、「転職」はビジネスマン必須のスキルであり、転職しないと決め込んでるほうが逆にリスクです。

とはいえ、長年働いた会社を退職するのは勇気がいります。そこで12回転職した著者山崎元が、経験に基づきアドバイスします。

出版社からのコメント
合計12社へ転職をした著者が、転職について赤裸々に書いた一冊。社会的に転職が一般化する中で、ビジネスパーソンはどのようなマインドを持ち、人生設計を描けばよいかを伝えています。転職を考えていたり、現在所属している会社にそのまま残ってよいのだろうかという悩みを抱えていたりする方をサポートしてくれます。
また、実際に転職した際にどのように振る舞えばよいか、どの企業でも通用するようなビジネスの心得を説いているのも特長です。きれいごとだけでなく、実際に転職に直面した際に具体的に役立つ実用的な書籍となっています。

0
2017年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

12回転職経験がある筆者の経験に基づく転職の考え方、仕事への意識の持ち方などを述べている。 一般的な職務経歴書の書き方や会社を辞める時の伝え方、仕事を辞めるときに転職先になにを持っていくかなど所謂ハウツーについてはエッセンスのみ述べられている。
特筆すべきと感じた点は、転職の際に自由・お金・時間の何を求めるか(目的)を明らかにすべきという点と、自分自身が会社のようなものであり、働く企業は取引先であると考えられるという考え方。
今まさに転職を考えつつも二の足を踏んでいる自分としては、今の会社にいても、将来どうなるかはわからないのに、「絶対に今の会社より良くなるのでなければ、転職するなんて馬鹿馬鹿しい」といった精神状態に自分を追い込んでしまうと、「絶対」はありえないから新しいことは何も決められない という言葉に背中を押された気分。
またドラッカーの著作を読んだことがなかったが、「ドラッカーに学ぶ転職哲学」は頷けるものが多かった。

辞めるのが正しい時=組織が腐っている時、自分がところを得ていないとき、あるいは成果が認められないとき。ダメなのは自分ではないかと自責したり悲観的になったりするが、企業は人を同じ環境に閉じ込めがちな欠点がある。「閉じ込められているほうは飽きる。燃え尽きたのではない。」新しい環境に「植え替えられる」必要がある=変化が必要である。だからといって「変化といっても、かけ離れたところに移る必要はない。」ちなみに変化をマネージするには、自分が変化を生み出すことが一番マネージが容易である。転職に際しての最大のリスクは、次に行う仕事内容が自分の想像していたものと大きく異なることだ。
ある仕事が自分に向いているか否かは、実際にやってみるか、他の仕事をする中でくらべてみたりする形でしかわからない。担当した仕事や近い仕事が「この仕事が自分の仕事だ」と実感を覚えることによって自分の仕事が決まる。すべての仕事を試して決めることはできないから、「明らかに自分には合わない」という仕事に長くとどまらないようにする。 など。

0
2019年01月23日

「ビジネス・経済」ランキング