あらすじ
大国イースメリアの王立中央図書院には、古(いにしえ)より伝わる久遠(くおん)の書が眠りについていた。その書がついに目覚めを迎えた時、知の聖騎士ヒースが図書院で出会ったのは、新たに選ばれた書の主人エリカだった。それぞれの運命の輪は、そこから回り始め……? 久遠の書、暁(あかつき)の書、黄昏(たそがれ)の書――神の神書をめぐって、女の子たちが頑張るビブリオ・ファンタジー!!
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Posted by ブクログ
知の聖騎士・ヒースはランバートルの物語に惹かれその書から突如ガーディアンを呼び出したことで話題となるが、守護に徹した力のため戦えないと評され、落ちこぼれの烙印を押されていた。それでも自分が愛する物語をもっと多くの人に知ってほしいと吟遊詩人のように町で子供たちに読み聞かせる日々だったが・・・“久遠の書”が目覚めを迎える時、ヒースが図書院で出会ったのは!?
wwが大好きで新作も本当に楽しみにしていて、Webサイン会で為書きしていただいた大切な一冊です。
名前が紛らわしくて最初読みづらかったですが(笑)、中盤以降は引き込まれてあっという間に読み終えました。今まではみんなの後ろにいるしかなくて自分の聖騎士としての価値を見出せずにいたヒースが、エリカたちを守ることで少しずつ元気になり頑張り続ける姿を応援せずにはいられない。ヒエンは最初カッコいいところあるじゃんと思いましたが、うん・・・あんまりちょっかい出しすぎて嫌われないといいね(既に嫌われているけどw)とても気になるところで終わったので、ザクローー!と思いながら2巻を待ちます。