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Posted by ブクログ
源氏物語多作者説を軸に、南朝伝説をからめ、さらに太平洋戦争発端を絡めた物語。
学生時代の角川書店創業者を主人公に、柳田国男、折口信夫等が出てきて、タイトルから平安朝を中心に展開するかと思いきや、足利幕府、南北朝、さらにアメリカのスパイだのが出てきて、真珠湾攻撃に至るという予想外の展開だった。
ただ、「なんておう」の末裔が現当主と孫娘だけという時点で詰んでるやん!と思ったのと、「なんておう」家に伝わる「本物」三種の神器云々に、いやいや、そのうち二種は形代でっせと思いつつも、まぁ小説やしなと読んでいく途中で金田一耕介が不必要に登場したため、最終的な読後感想が、角川書店の創業⚪⚪年記念作品ですか?になってしまった。