【感想・ネタバレ】東京カウガールのレビュー

あらすじ

きみは知らない/きみを知りたい 僕は動けなかった。恐怖心からではなく、男たちを叩きのめすその女性に見惚(みと)れてしまったんだ――。その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気(ひとけ)のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老人を伴い車へと消えた……。後日、改めて画像を見た英志は気づく。「似ている。横顔が、あの子に」 〈カウガール〉と名付けた彼女の画像を頼りに、その正体に近づいていく英志だったが、やがて彼女自身にも心を寄せていく。そして辿り着いた真相と、彼女の家族が背負った哀しい過去とは? 累計150万部突破の「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く、もう一つの「東京」の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3.8
映像の仕事を志す大学生・木下英志 21才 。
恵比寿の公園で、相手を壊すことに特化した格闘技を駆使し、一瞬にして3人の男を再起不能へと葬った女を目撃する。
その後、大学の研究会で撮影に行った岡島製作所の孫娘・石垣奈子と再会し、同一人物である確信を得る。
ゲイで裏の世界にも通じる叔父・繁、その友フク、元傭兵の過去を持つ岡島らが絡み、奈子を救い出す

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2017年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

酸いも甘いもかみ分けた「保護者」たちが見守る中、好もしい若者たちは彼らなりに決心し、行動し、最後は「保護者」たちがうまく解決してくれる。安易だなと思わないでもないけれど、これはあれだな、池波正太郎の、剣豪が悪党をやっつける描写で「どこをどうされたものやら」云々や、水戸黄門が正体を明かしたあとの、後は丸投げで大団円みたいな、定型なんだなと思えばいいわけだ。ということで、安心して読める。

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2017年07月28日

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