【感想・ネタバレ】チーム・ダーウィン ― 「学習する組織」だけが生き残るのレビュー

あらすじ

最高のチームは、どうすればつくれるのか? 「学習する組織」をストーリーで学べる一冊
業績不振のなか、マーケティング部の松田理子は、新規プロジェクトに抜擢された。だが、プロジェクトの目的は曖昧で、上司は頼りない。招集されたメンバーも変わり者ばかりで、チームはたちまち暗礁に乗り上げてしまう。会社は一体、何をしようとしているのか?・・・会社売却とリストラの話が進むなか、会社の運命を託されたチームが、「学習する組織」へと変貌していく成長ストーリー。
◆「学習する組織(ラーニング・オーガニゼーション)」とは、MIT(マサチューセッツ工科大学)のピーター・M・センゲらが米国の先端企業との研究・実践を踏まえて練り上げた組織開発のアプローチ。変化に柔軟に適応し進化し続ける組織をつくることを目指す。ナイキ、ユニリーバ、世界銀行、ノボ ノルディスクなど世界各国の有力企業で導入されており、その手法体系を記したセンゲ著『学習する組織』は世界100万部を超えるベストセラーとなっている。
◆「学習する組織」には、組織の学習能力を高めるために実践すべき「5つのディシプリン」がある。本書『チーム・ダーウィン』では、臨場感あふれるビジネスストーリーを通して、「パーソナルマスタリー」「チーム学習」「メンタルモデル」「システム思考」「共有ビジョン」の5つのディシプリンを基礎から学ぶことができる。
◆ストーリーだけでなく、巻末の「ダーウィン・ノート」に「法則」を整理。学習する組織の5つのディシプリンに加え、コア・チームの作り方、意思決定のプロセス、対話と会議の進め方についても要点をわかりやすくまとめている。

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会社の進化を描いたストーリー

会社における進化とは何か
この1冊の本に凝縮されています。
これから管理職を目指す人には
必読と言っても良いほど
濃い内容です。

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2022年10月05日

Posted by ブクログ

「学習する組織」についての解説本。小説として書かれているため読みやすい。小説の後にポイントが凝縮して解説されているのも分かりやすかった。

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2013年05月12日

Posted by ブクログ

「学習する組織」をベースとした小説形式のビジネス書。
私は小説をほとんど読まないのですが、この本には夢中になりました。

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2009年12月10日

Posted by ブクログ

ストーリーが破綻無くつづられていて感動。これはタメになる本です。さらにリーダーとは引っ張っていくものではない!とか勉強になった。さりげなく、ファシリテーションとか、ダイアローグのやり方も入っていて高度な内容でした。
私の手帳にも書き込みましたがこちらにも再掲。

●学び、進化する組織の5つの原則
何を実現したいのか(個人のビジョン、生きがい)
2誰と実現するのか(共有ビジョン、仲間)
3どう学ぶか(チーム学習、問題解決)
4自分は世界をどう理解しているか(メンタルモデル→メタモデル?、世界観)
5自分は何を解決したいか(システム思考、複雑な世界の仕組みを理解する)

チームで仕事してないからなあ〜。2でつまづく…。部下を持ったら生かせそうだけど、
部下を持つ日は来るのか?

●学習する組織
1パーソナルマスタリー(自分で考え行動する)
2チーム学習(ダイアローグ:対話)
3メンタルモデル(いわゆるメタモデル?色眼鏡、判断の違い→これらをどちらが正しいかの議論はしない)
4システム思考(俯瞰でみる、全体的)
5共有ビジョン

組織論、学ぶところはいろいろあります。
が自分の身に置き換えるとなると難しいのかも?
チームで進化するよりも、自分のブランディングが急ぎの課題?

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

学習する組織の作り方、リーダーの振る舞い、チームビルディングなどを物語で学べた。
経営環境が厳しくなっていき変化に適応できるのは学習する組織だけ。リーダーとして永続的に学習し自走する組織を目指していきたい。

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2021年10月02日

Posted by ブクログ

via アネゴ。kkd からも勧められた。

内容も良かったけど、最後の「進化とは変化にほかならない」という一文にほっとした。

このタイトルで、この読者ターゲットで、この言葉の間違ったイメージを助長されたらちょっと悲しいので。

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2019年01月20日

Posted by ブクログ

ピーター・センゲの「学習する組織」をストーリー仕立てで学べる本。

ビジネスものとしては、確かに面白いし、一気に読んでしまったのだが、「学習する組織」の入門書としてはどうなのかなと思った。

つまり、ヴィジョンやリーダーシップ、ファシリテーション、チームビルディングなどについては語られているのだが、「学習する組織」のコア概念であるシステムシンキング的な要素についてはあまりない。

そのへんについて、書き始めると分かりやすい入門書じゃなくなってしまうんだろうなー、とは思ったけど、例えば、「自分は正しい、悪いのは他の部署だ」と思っているメンバーが、「自分も大きな問題の一部なのだと気付く」みたいなシーンがあっても良かったのかな。

あと、プロジェクトチームでの検討がどのように会社に受け入れられていくのか、というところについては、水戸黄門的な感じで、最後は心ある経営者の英断になっちゃうところがどうかと思った。これは、森時彦氏の「ザ・ファシリテーター」を読んだときにも感じたことなのだけど、最後はやっぱり経営者の問題なのかな。

でも、そうなると経営者が駄目な企業は何をやっても駄目ということになってしまう。(実際、この本のあとがきで著者はそういったニュアンスのことを書いている)

多くの会社においては、企業変革をになうチームは、経営者のリーダーシップというかスポンサーシップが得られないなかでどうするかと悩んでいるのではないか、と思うのだが、本当にどうにもならないものだろうか。

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2017年04月30日

Posted by ブクログ

チームをいかにまとめていくかを語っている小説。
「最強組織の法則」という本をわかりやすくしたもの。
物語の中に、実際にどのようにまとめるかを記載してあるので、活用しやすい。
家でご飯を食べるときは文句を言わないのに毎日同じ食堂だと文句を言う。

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2015年12月04日

Posted by ブクログ

チームビルディングをテーマにした小説。学習する組織とはどのようなものなのか、気づき、対話、相互作用、価値の創造、アラインメント、意思決定などについて書いてある。チームリーダー必読でしょう(^o^)

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2012年04月14日

Posted by ブクログ

社員一人ひとりが主体的に考えて行動することの大切さ、会社は一人では成り立たないことを理解して周りと協力する姿勢を忘れない事、モチベーション高く仕事に取り組めるような人間関係を築いていく事、諦めない前向さを持つ大切さ、など、感じる事や刺激になることが沢山あったので読んでみて良かった。すんなりと理解できる内容だから、いい意味で再読はないだろうけど、一人でただ仕事に打ち込むのではなくて、人それぞれ皆違うからこそ、まずは相手を認めること、コレが大切なんだと思う。
人を動かすのって、本当に難しい。だけど、ダーウィン喫茶のマスターみたいな人が身近に一人いると違うのかな?と思ってしまった。自身の仕事の取り組み方や姿勢、また周囲に与える影響なんかを見直しつつ、また明日からの仕事を頑張ろうと思う。

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2012年11月05日

Posted by ブクログ

ゲラを読んでもらった書店さんのコメントです。

「私はこの本にもっと早く出会いたかった!という気持ちでいっぱいです。
テンポ良く白熱していくストーリーに引き込まれっぱなしで、自分もいつの間にかチーム・ダーウィンの一員として、課題について考えさせられていました。
リアルな臨場感にあふれており、ビジネススキルを身に付けていくとともに企業小説としても楽しめました。

本書は、個人のレベルの差は全く関係なく、「チームは対話を繰り返しお互いの理解を深めていくことによって強化されていく」ことを共有する事ができます。
難しいビジネス書を読まなくたって、この本さえ読めば間違いなくチームはメキメキと力をつけることができるのです。私は読んでいるだけで、今の自
分にできることは何かというビジョンが明確になりました。
そして、仕事に対して好奇心と勇気を与えられました。
まさに「何のために働くのか」というところに還らせてくれるビジネス書です。」



「手元において、ノートのように、必要なときに振り返っていただきたいビジネス書。
ビジネススキル向上のためのヒントが至る所に散りばめられたすばらしい本です。どれか一つに焦点を絞ったビジネススキル書とは違い、読み終わった後、総合的な視点に立たせてくれます。
まさに現代のビジネスパーソンに必要な力ではないでしょうか。
そして、この物語には「特別な」人は登場せず、読んでいる自分を含め誰もが何かを成し遂げることができる可能性を秘めているのだと気づかされます。
この本はとても読みやすいですが、若手社員だけでなく、あらゆる年代・ポジションの方に読んでいただきたいです。難しい組織論を読むより、よほど血となり肉となる気がします。
入門書としてだけでなく、バイブルになりうるビジネス書だと思います。
ちなみに、この本には英治出版様に関わりが深い「キーワード」がいくつか散りばめられていますので、ぜひ「お膝元」の恵比寿有隣堂でご購入いただきたい一冊です。」

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2009年12月06日

Posted by ブクログ

学習する組織とは?ということを小説で読んで学べちゃうぞ☆という素敵アイテム。
読みやすい。ストーリーは至極まっとうでひねりはないけど学習する組織入門としていいかも。
どうこの本を使うか、によって評価分かれそう。

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2011年05月10日

Posted by ブクログ

・プロジェクト・チームの立上げ&運営のHOW TO小説。

・プロジェクト内容がエコ住宅というのも、最近の震災後の節電ブームに合致していて、なかなかグッド。

・立ちはだかるトラブル、都合よく差し伸べられる救いの手、ほんとにあんなふうにプロジェクトが進んだら、気持ち良いだろうなー、でも現実は…。まあ、そこは小説ですから^^;

・話の展開も面白いし、さくさく読めて、結構良かった。

◆本文中に出てきた名言ぽい言葉
・誰もが、真っ暗な洞窟の中に住んでいる。その中で光を求めて右往左往している。だが一番の問題は、洞窟の中にいる事すら自覚していない事だ。洞窟から出なければ、洞窟の中にいる事すら理解できない。

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2013年11月24日

Posted by ブクログ

まちこさんも登録していましたが、杉浦も読みました。
ダーウィン好き(大学で進化論の勉強をしました)だったので「組織も進化する」という考え方に共感しました。淘汰されないために組織がどのように学習し、進化するかのヒントが書かれています。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

"学習する組織"のチーム形態、目的への会議スタンス、組織のリーダーシップとは、などを小説仕立てで描いた。終盤があっけないが、ビジネス書が立ち位置としっかり見据え、枝葉にこだわらない分、すっきり読めた。
理想論ではある。だからこそ、面白くも読めた。しかしこの手の会議の序盤には、どうしても青臭い理想論が必要なのだろうか。その点が、いまひとつ腑に落ちない。

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2009年10月04日

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