あらすじ
85カ国延べ25,000人以上にコミュニケーション指導をしてきた言語学者が解明した、必ず質問者の期待を超える「最強の答え方」とは?
「質問の訊いていることに答えなさい」
「答えは短く、簡潔に」
話すコミュニケーションでは、これは正しくありません。
必ず相手に満足してもらい、自分を強力にアピールするためには、質問を「リープ」(跳躍)することが必須です。
本書では、その戦術を詳述します。
本書の戦術を使うと――――――
・コミュニケーションが生産的になる
・誰とでも良好な人間関係がつくれる
・自分の能力や人格をしっかり伝えられる
・どんな質問も怖くなくなる
・どんな言語でも(英語でも中国語でも)通用する
◎答え方の基本や戦術そのものにフォーカスした初めての書籍です。
◎日本語に限らずどの言語でも使える「答え方のノウハウ」です。
「あの時、こう言えばよかった」 「なぜあんなふうに返答してしまったんだろう」
そんな “話すコミュニケーション” に悩んでいるビジネスパーソン必携。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・巨視的な全体図とそのエンド目的(究極目的)から見晴らして答える
・幅の広いダイナミックなトーンで話し、相手の右脳に作用させる
・ポジティブな単語を使う
・専門用語を使わずに話せるようにもしておく
Posted by ブクログ
デジタル化社会では「応答力」は「質問力」より重要であり互いの知識を深め、人間関係を良好にし、パフォーマンスを最大限にできる、と言う。それには質問に対する答え方、特に相手本位の目的(関心)を理解し、程度ある簡潔化(リープ:跳躍)した情報を伝えること、とある。例題がこれだ。カフェでの問答:お客「シナモンとコーヒーいただけますか」店員「すみませんシナモンは売り切れです」という会話を「応答力」ある答え方にすると「たった今、最後のシナモンが売れてしまって、申し訳ありません」と言うことになる。
Posted by ブクログ
・リープするという考え方は参考になった。
・答え方は、質問者が欲している回答の期待値いかに超えた回答を与えられるか、が重要。
・そのためには、質問者の状況や意図を明確に汲み取り、それに対する期待以上の答えを与える。
・答え方のコツは、①全体像の把握と最終目的の理解、②PISTOL (問題、その重要性、解決策、そのタイムライン、影響する人、問題が起こってる場所)
Posted by ブクログ
質問には忠実に答えない、一工夫して相手が理解されやすいようなものを答えなさいというもの。
会議でもコミュニケーションでも停滞するのが悪ですから、自らシャッターを下ろすような答え方はしなよう意識することができました。
クレーム対応系も業務でやっており、最後の「お客は自分を快く扱ってほしいのではなく、とっとと自分の作業に戻りたい」という話も参考になりました。
Posted by ブクログ
仕事でもプライベートでも、
質問と回答によって会話が成り立つことが多々ある。
むしろ、会話のほとんどは質問と回答で構成されているといっても
いいのかもしれない。
本書は、質問されたとき、どのような回答をすれば
より大きな効果が得られるのか、
そのヒントが詰め込まれている。
質問を表面的にとらえるのではなく、
相手が知りたいことの真相は何か 等を瞬時に考え
目先のことを答えるのではなく、
相手の目的に合った答えることがポイント。
そのためのヒントがたくさん載っている。
時には、こちらの目的には合わない
的外れな質問をされることもある。
そんな場合はどのように切り返し、
こちらの思うところに話題を展開するか、
そのためのヒントも書かれている。
この本に書かれていることをサクサクッと
実行できるようになるには、時間がかかるかもしれない。
しかしながら、できるところから少しずつやってみる、
トライする価値のあるヒントが得られると思う。