あらすじ
(本書は『力の抜きどころ』に大幅な改訂を施して図解化したうえで、ハンディ版にしたものです)
「どんなにがんばっても結果が出ない…」から抜け出すヒント!
完璧主義の人は、「がんばることに自体に美徳を感じている」
上手に力を抜く人は、「がんばらないで結果が出ることに美徳を感じている」
できる人は、上手に力を抜いています!
ひとつでも当てはまる人は、本書をお読みください。
・ 仕事は丁寧だがスピードが遅い
・ なかなか定時に帰れない
・ 全部の仕事に全力で取り組んでしまう
・ 他人に頼るのが苦手
・ 先延ばしグセがある
【本書のポイント】
第0章 完璧主義が効率を下げる
まずは、あなたの完璧主義思考を診断しましょう。
第1章 「短時間で効率的」に仕事を終える
重要な仕事も雑用も、同じくらい労力をかけていませんか?
第2章 「効果的な工夫」で成果を高める
自分のこだわりが強すぎて、相手のニーズとズレていませんか?
第3章 「失敗を恐れず」行動する
万全の準備ができていないと、不安を感じていませんか?
第4章 「精神的な余裕」をつくる
失敗したら、すべて自分の責任だと背負い込んでいませんか?
第5章 「他人の力」を上手に活かす
何もかもひとりでやろうとして、重要なことがおろそかになっていませんか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・頑張らないで結果を出せ!
・力を入れる入れないを見極めろ
・目的を大切に
・心のゆとりを持つための工夫をしろ
個人的に完璧主義的な部分があるのでとてもためになった。
努力は目的でなく手段であること、
最小の努力で最大の成果を忘れない
Posted by ブクログ
仕事のプロセスではなく結果にフォーカスして、どんなメンタルを持てばいいかを解説してくれた本です。
自分にとっては、小さな成功を喜ぶマインド(1週間で一回もできなかったことが、あるとき一回できたこと)が参考になった。この本で書かれていることを全て実践するのは難しいが、一つでも取り入れられたら自分を認めてあげたい。
Posted by ブクログ
いかに最速で結果を出すかを目的とした本。
完璧主義者である人が仕事が遅くなってしまう理由についても触れられている。
"木を見て森を見ず仕事しているからだ"という点には自分もあてはまり、耳が痛い内容ではありましたが改善ポイントが書かれており、実践していきたいところ。
"逆にそこは力を抜いてもいいんだ!"という新発見のツボも書かれていました。
仕事に全力で邁進することが美徳とされている会社に身を置いているので、目から鱗の内容も多く、少し気が楽になりました。
Posted by ブクログ
結果を出すための方法をまとめた本。
端的にいうとパレートの法則。やる事のうち重要な2割に注力する事で8割の結果を出す。
完璧を求める完璧主義は、職人には必要だが、多数のプロジェクトを並行してこなすビジネスパーソンには弊害。むしろ制約をつけて最善主義で対応する方が良い。
あと自分ではどうしようも無い事は考えず、自分でコントロールできる案件に注力する。
まさにその通りだと思う。30歳以降この考え方を取り入れてものすごく仕事がやり易くなり、楽しめる様になった。今後もこの考え方を基本として、進めて行きたい。
Posted by ブクログ
「完璧主義」と「最善主義」を比較しながら語られるノウハウ本
そのため、ひとつひとつが、こうじゃなくてこう、と分かりやすい
イラストも多いので、直感的理解も助長されている
ただし、内容は数ある効率本、時短本、習慣本などと大差ない
個人的には「最善主義」という言葉自体が気に入った
Posted by ブクログ
上手く力を抜ける人が行っている短時間に効率的に使う、効果的な工夫で成果を高める、失敗を恐れず行動する、精神的な余裕をつくる、他人の力を上手に活かすなどの習慣について、ポイントを抑えて説明している。
Posted by ブクログ
とりあえず行動。
精度はだんだんと上げていくことが大切。
トライアンドエラーを繰り返す。
なぜ、毎年同じ仕事内容なのに定時で帰れない人がいるのか。しかも、その仕事に10年以上も働いているのに出来ない人は、考えて仕事をしていない。
設計が、大切。
Posted by ブクログ
これぞよくあるビジネス書という感じで安心感がある。さらっと読んで次の日には全部忘れてるような読み心地がいい。
脱完璧主義を説く。2割というワードはほとんど文中には出てこない。タイトルで目を引くためにとってつけた感がいい。全部で33パターン、1パターン4Pで、後半の2Pはほぼ図解が占める。たまに明らかに時数稼ぎで作文してる感がにじみ出ているのがいい。はじめから完成品を目指さずたたきを作ってすり合わせる、全部に100%は振らない。がほぼ。
チャンクダウンとベイビーステップというワードだけ気に入ったので覚えておく。要はタスクばらしのことだけど、言い回しとしてそちらのほうがしっくり来た。
Posted by ブクログ
完璧主義を止め、上手に手を抜いて最大の結果を出す最善主義を推奨する本書。自分は完璧主義、特にこの本の分類では過度の理想主義タイプに該当するが、社会人になって数年経ち、徐々に任される仕事の量や責任が重くなってきて、完璧主義では限界を感じ始めていたところ。
完璧主義の欠点として指摘されている
・完成状態までの遠い道のりをイメージしすぎて着手が遅く結局先延ばし
・マルチタスクで仕事を進めるから集中力散漫
・すき間時間が意外と多い
などは正に日々感じている問題点で、耳が痛い。
手を抜くというと語弊があるかもしれないが、要するに自分の拘りに固執せず、仕事は誰のためのものかという目的、その目的のために何を優先すべきかを常に意識して仕事すべきと思った。
本書自体は超短時間で読めるので、完璧主義の悪癖が出てモヤモヤしているときに、手に取って読み返したい。
Posted by ブクログ
「完璧主義の人」と「上手に力を抜く人」との対比で、効率的な行動/考え方について述べた本。ポイントがひと目でわかるように書いてあるので読みやすい。さっくり読める本です。
Posted by ブクログ
・自分だけで終わらなさそうな仕事は他人の力を借りる
・今やっていることの目的を常に意識する
・意識的にゆとり時間を作る
・グレーゾーンを認めて小さな成長を喜ぶ
Posted by ブクログ
■要約
制限を設けて頑張る事
そうじゃないと仕事が終わらない
単位時間あたりの成果を重視する
1週間、1日の計画をしっかり立てて今に集中する事
出来なかったことではなく、出来たことに焦点をあてる
心のつぶやきは1日に3万回も生まれる
ポジティブになるよう心掛けること
八方美人は損をする
仕事は人に任せて、もっと価値の高い仕事をすること
■行動
1週間、1日の計画を立てる
部下に仕事を任せる時は意図をきちんと考え、伝える
メールチェックの時間を決める
ネガティブなことを考えたら深呼吸する
嫌われても否定されてもある程度は仕方がないと割り切る
ルーチーン化した仕事は、部下に任せる