あらすじ
「君はまだ残業してるのか?」
39歳で妻が病に倒れ、自閉症の長男を支えながら、同期トップで東レの取締役まで登りつめた男が教える「究極の働き方改革」
・イヤな上司は「人間だからしょうがない」で許してあげる
・昇進は「技術点」と「芸術点」で決まる
・数字は「3つ」だけ覚えればよい
・生産性の低い飲み会は略せ
もう、がむしゃらに働くのはもうやめませんか?
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Posted by ブクログ
私淑する佐々木常夫さんの著書。
40代、プレイヤーからマネジャーへ移行する世代を語っています。
今までの著作と同じことも書いてありますが、
40代のサラリーマンの苦悩を
ご自身の経験をもとにわかりやすく
説いています。
「全力でがんばるのではなく、むしろ力を抜いてみる」
毛利元就の「略す」というキーワード
きっと読んだあと、さぁやってみよう!
という気持ちになる本だと思います。
Posted by ブクログ
やることと、やらないことの線引きをして、やらないことは略す。佐々木さんのように家族の世話をしなければならない人にとって、時間はより有限に感じられるだろうから、その線引きはよりけんちょになるのかもしれない。40代を過ぎれば時間はより濃密になり短く感じる。やらないことリストを作成するのも良いかもしれない。
自分ひとりの力には限界があると受け入れることでまわりに助けてもらう。ひとの繋がりを大切にする。
探偵フィリップ・マーロウの「強くなければ生きられない。優しくなければ生きてる価値がない」
そのひとの生き方はこれに尽きるのかも。
Posted by ブクログ
ちょっとただがむしゃらに働いているな、そろそろもっとスケールするor持続性のある働き方をしないとな、という風に思って手に取った。40歳にはまだ遠いけど。
全部の考え方が当てはまるかというと全くそんなことはないし、なんというか根拠があいまいな感じもよくみられる。ただ、著者が経験したことから書いてはいるんだろうなと思うと、1人の先人の方のご意見として目を通すのは悪くない感じ。
またときが変われば共感することも変わるかもしれない。1つ1つの節は2-3ページと短いので、目次を見ながらつまむように読むといいかもしれない。
特に目に留まったのは、やっぱり働き方における「略す」こと。ほかには『「餅は餅屋」と心得よ』、部下への接し方のトピック、など。『「管理職なんてしんどいだけ」はウソ』はもう少しわかりたいなぁと思う感じ。