あらすじ
友達と親友の違いって何だろう? 職場、学校、近所。それぞれに友達はいたけれど…。4年ぶりに再会した親友は子供を抱いていた。妊娠・出産…。親友なのにそんな大事なことを報告してくれないなんて…。今、あなたに親友と呼べる人は、いますか…? 女のホンネを繊細に描く大人気シリーズの第1巻。
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ままならない人間関係……
成人女性の友情に関連した連作で、登場人物は入れ替わり、この巻で3組、出てきます。思いがずれたり、上手くいかなかったり、男女間ではやはり友情というわけにもいかなかったり、こういう身につまされるような悩みって、生きている限り、あるし、続くのではないでしょうか。
それぞれ、如何にも身近にありそうな話でもありました。
違和感
読んでいて、そういうことってあるよねとは思うのだけど、何か違和感が…。親友の定義が自分と違うからかなあ。私は会うことがしばらくなくても、行動を共にしなくても、心でつながってる、互いに大切だと思い合っている人が親友だと思っているのですが…。
一方的に親友だと思っている片思い(?)は悲しいですよね。
うーん…
楽しい作品ではないし、読んでて「そう!そう!」って共感もあまりない。
自分の場合は社会人になって10年以上、大学時代の友達とはたまに会う。それこそ1年に一度とか、たまには2.3年に一度になる。頻繁に「会いたい!」とはならないけど、会うとめちゃくちゃ楽しい。
みんなエリートになったり、転職したり…進んだコースはバラバラ。でも楽しい。
社会人になってからできた友達も、学生時代のアルバイトの友達も休みを合わせてよく遊んでいる。
みんな本音をぶつけて悩みを打ち明け合うなんて滅多にしない。学生時代からそう。私も誰にも言わない悩み事をずっと抱えている。恋人も家族の事も。
親友とか友達だとかのライン引きを考えた事もない、何もかも話せるとかそんな概念もない。
友達たくさんいて楽しい、頻繁に会う人、会わない人…みんな仲のいい友達。
問題あるのかな???