あらすじ
――壊してしまったのは、私なんだから。ウタの気持ちに気づいていながらも、その気持ちをどう扱ってあげたら良いのか分からずに、はぐらかしたままにしていた薫瑠。しかし、友人からのアドバイスもあり、改めて正面からウタの感情と向き合うことを決意する。それは、ウタと薫瑠の引き返せない対峙を意味していた…
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Posted by ブクログ
ウタの気持ちをはっきりするべく
話そうとするが中々言い出せない薫離さんでしたが
ウタの方から話が持ち上がった。
罪悪感に押し潰されそうな中
自分の気持ちがやっと伝わったと喜びがあるれるウタ
正に天国と地獄の間のようだが、ケジメが付けられて
よかったです。
諦める中で優しくされる辛さを知っている薫離さんも
ウタとの距離を測るようになる。
引っ越し当日にウタは、自ら別れを口にした
ありがとう、さようなら。
ひとまず一段落というのか、落ち着いたというべきか
こうなるしかないと想像が付いてしまうが
実際にここまで読んできて、登場人物の心理を読む中
中々に辛いものがあります。
変化
ウタと薫瑠の会話、クロエとみや美の会話それぞれが印象的な巻でした。どちらも種類は違いますが、いろいろな感情の変化があり、見入ってしまいます。