あらすじ
最近、よくムセたり、せきこんだり、していませんか?
声がかすれたり、声が小さくなった気はしませんか?
それ、のどの老化サインです!
「肺炎」の疑いがあります!
【 知っていましたか? 】
2011年、「肺炎」は脳疾患(脳こうそくなど)を抜き、日本人の“死亡原因の第3位”になりました。肺炎で亡くなる人の増加は、いまや社会問題化しているのです。
そして、その肺炎のほとんどは、【のどの老化】による飲み込みミスがきっかけ。
のどは、なんと【40代から衰え始め】ているのだとか!
つまり、よくムセる、せきこむ人は危険信号です。
誤嚥性(ごえんせい)肺炎の予備軍ともいわれているのです。
【 この体操さえあれば、大丈夫です! 】
でも、安心してください。
本書では、1万人を治療した「のど」の名医が、衰えた「のどの筋肉」に若さをとり戻す「のどの体操」をお教えします!
この方法は、衰弱死寸前だった患者さんを元気にして寿命を10年のばしたり、「胃ろう」の患者さんを元気にして胃ろうを抜くことができたり、実際に効果実証済みの、画期的なトレーニングです。
しかも1日たった5分だけ!!
テレビを観ながらでも、信号待ちの間でも、
いつでもどこでも空いた時間で実践できる簡単なトレーニングばかり!
さあ、みなさん一緒に、「のど体操」で肺炎を防ぎ、寿命を10年のばして、
いつまでも美味しい食事をとれる健康な体をつくりましょう!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
① いつまでも健康でいるため、筋肉や血管よりも「決して衰えさせてはいけない機能」が食べ物を飲み込む力→嚥下機能
② 肺炎は、日本人の死亡原因の第3位
③ カギを握るのは「のど仏を上下させる筋肉」これは40代から徐々に下がり始め、60代でガクンと落ちる。
④ まずは飲み込む時に「意識してみる」無意識だとタイミングがずれて、誤嚥を起こしてしまう。
⑤ 喉を鍛えるトレーニングは、長く続けることが大事。人間は、喉から衰え、喉から蘇る。
Posted by ブクログ
歳をとってくると、のどの力がおちて、命取りになるということが、対策の体操含めて詳しく書いてある。
むせやすい、のどに詰まりやすいということで書いてあった以下、私はイメージなかったので意外でした。
6つのキーワード
サラサラ → ムセやすい 水、お茶、ジュース、味噌汁
モチモチ → 詰まりやすい 持ち、団子、おはぎ
ベタベタ → くっつきやすい マッシュポテト
ボロボロ → ばらけやすい こはん粒、そぼろ、かまぼこ
ペラペラ → 張り付きやすい のり、わかめ、青菜類
パサパサ → ぱさうきやすい パン、カステラ、いも類
Posted by ブクログ
若い頃から喉が弱く耳鼻咽喉科の常連だった私が、本書と出会い、記載されている喉のストレッチなどを毎日続けるようになりました。
その結果、、、、と言いたいところですが、このストレッチは何年も続けなければ意味がありません。ただ、一週間ほど経ったころからなんとなく飲み込み時がスムーズに感じるようになってきたことは事実。
これからも続けて行こうと思っています。
Posted by ブクログ
大変わかりやすく書いてあります。
解決方法もわりと簡単ですぐに実行できるものばかりで
早速やってみています。
結果は少し時間がかかるでしょうが
やりやすいのでできそうです。(20200627再読)
Posted by ブクログ
高齢者の誤嚥性肺炎を予防するには喉を鍛えなさいという本です。
軽いトレーニング(筋トレ、カラオケ、おしゃべりするなど)でも6週間続ければ嚥下の筋力がつくそうですから、私も同居の88歳の母と毎日やろうかしら?
喉は男性は40代から衰えはじめるが、女性は60代まで大丈夫な人が多い。
著者が推論するには、女性の方がおしゃべりしている時間が長いからではないかと。なるほど!
Posted by ブクログ
健康長寿に最も重要なのは嚥下機能である。肺炎は日本人の死因の第3位。のど仏の位置は年齢とともに下がる。ムセるのは老化のサイン。のどの筋トレ、呼吸トレ、発声トレ。飲み込みを意識し、歌やおしゃべりでしっかり声を出し、全身運動をする。
留意点が、感染症から生活習慣、そして日常の所作へと、変わってきているのだと再認識。