【感想・ネタバレ】サイボーグ昆虫、フェロモンを追うのレビュー

あらすじ

数キロ離れた所から漂うフェロモンの匂いを頼りにメスを見つけ出すオスのカイコガ。米粒ほどの小さな脳でありながら、優れたセンサと巧みな行動戦略で、工学者に解けなかった難題をこなす。そんな昆虫脳のはたらきが、ひとつひとつのニューロンをコンピュータ上にモデル化し、シミュレーションすることで明らかになってきた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

昆虫の脳/神経は人間などよりもシンプルな構造なのだが、本質的には似ている研究対象となる。
そのシンプルな脳神経から単純な行動の組み合わせにより、昆虫は行動していると考えられて来たが、外部からの刺激によって行動を調整していることも分って来た。この本では実験の道具が紹介されており、
首を切り離したカイコガを神経に反応するモーターと車輪に取り付けたサイボーグカイコガを作って、実際の羽、足があった際の反応とずれたアウトプットをモーターに送るとそれに合わせて信号を調整し、餌やフェロモンに適切な方向で向かうことが出来る。

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2014年11月29日

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